気候
2023年07月27日

9月の宮古島は海遊びの本格シーズン!台風情報やオススメの遊び方を紹介


 
コバルトブルーの海に囲まれた美しいリゾートアイランドである宮古島は、年間40万人以上もの人が訪れる沖縄の中でもとくに人気の高い観光地です。多くの人の宮古島観光の目的はきれいな海であり、海遊びの本格シーズンである9月はとくに多くの観光客が訪れます。

今回は、9月の宮古島の特徴や魅力、オススメの楽しみ方やイベントを紹介します。9月に到来しやすい台風についても紹介するので、気になる人はぜひ参考にしてください。

9月の宮古島の特徴

本州では夏の終わりをイメージする9月ですが、宮古島は、夏真っ盛りのシーズンです。シルバーウィークも重なるため、多くの人が訪れます。そんな9月の宮古島の気候や服装の特徴を見ていきましょう。

天気・気温・水温

気象庁が発表している過去30年間のデータを見ると、9月の宮古島の天気・気温・水温は以下のとおりです。

<9月の宮古島の降水量・日照時間>

降水量 259.3mm
日照時間 179.3.時間

9月の宮古島は台風が上陸・接近しやすいシーズンのため降水量は一年で1番多く、10mm以上の雨が降る日は11日にも及びます。ただし宮古島の台風には、短期間で大雨が降るスコールのような特徴があります。そのため、月ごとの日照時間の合計は一年で4番目に高いです。

宮古島の台風は本州に比べると強力で、過去には大規模停電や車の横転などのさまざまな被害をもたらしています。観光中に台風が上陸すると、ホテルに缶詰になる可能性もあるので、天気予報の情報には十分に注意しましょう。宮古島の台風に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

<9月の宮古島の気温>

  宮古島 東京
平均気温 27.6℃ 23.3℃
最高気温 30.1℃ 27.5℃
最低気温 25.6℃ 20.3℃

宮古島の9月はまだまだ夏真っ盛りのシーズンで、最高気温は真夏日を超える暑さです。夏の日差しが強いので、9月だからといって油断ぜず熱中症と紫外線対策は徹底しましょう。

<9月の宮古島の水温>

宮古島 沖縄本島 東京
約28.5〜29.5℃ 約28.5〜29.5℃ 約24.5〜27℃

9月の宮古島の水温は28℃以上で、水着だけでも海水浴が存分に楽しめます。ただし夏の宮古島にはハブクラゲが多く生息しているので、夏でもラッシュガードなどで身を守ることがオススメです。

オススメの服装

9月の宮古島はまだまだ真夏の暑さなので、半袖・半ズボン・ビーチサンダルで過ごせます。ただし室内は冷房がきいているため、薄手のカーディガンなどの羽織りがあるとベターです。日差しが非常に強いため、日焼け対策はこまめにおこないましょう。外歩きを予定している人は汗をかくため、着替えを用意しておくと安心です。

9月の宮古島観光の魅力

ハイシーズンである9月の宮古島観光の魅力は、以下の3つです。

  • さまざまなツアーが開催されている
  • 旬の南国フルーツが楽しめる
  • 真夏と比べると人混みや暑さは落ち着く

さまざまなツアーが開催されている

マリンアクティビティのベストシーズンである9月の宮古島では、さまざまなツアーが開催されています。ツアーに参加すると手ぶらでも気軽にアクティビティが楽しめ、地元の人しか知らないようなポイントに行ける可能性も高いです。気になるアクティビティがあれば、事前にツアーを予約しておきましょう。

旬の南国フルーツが楽しめる

宮古島の魅力のひとつが、旬の南国フルーツが食べられることです。宮古島はマンゴーやパパイヤ、グァバなどが栽培され、多くのカフェではフレッシュフルーツやフルーツを使ったスイーツが味わえます。本州では食べられないような新鮮なフルーツを堪能したい人は、9月に宮古島にお越しください。

真夏と比べると人混みや暑さは落ち着く

9月の宮古島は夏を感じることができる人気のシーズンですが、真夏の8月と比べると暑さや日差しの強さは少し落ち着きます。夏休みも終わるシーズンのため、シルバーウィークを避ければ観光客も徐々に落ち着いてくる時期です。夏の宮古島を堪能したい人は、少し落ち着く9月が狙い目です。

9月の宮古島観光にオススメの楽しみ方

夏真っ盛りの9月の宮古島は、さまざまな楽しみ方があります。とくにオススメのアクティビティは、以下の5つです。

  • 海水浴
  • シュノーケリング
  • シーカヤック
  • パンプキンホール探検
  • ナイトツアー

海水浴

9月の宮古島では、一度は海水浴を楽しんでください。宮古島には人気のビーチがたくさんあり、それぞれに違った個性があります。お気に入りのビーチを見つけて、思い思いの楽しみ方をしましょう。海に入って泳ぐのはもちろん、ビーチでのんびりするだけでも宮古島気分を存分に味わうことができますよ。

シュノーケリング

シュノーケリングは、宮古ブルーの海を体感できる人気のマリンアクティビティです。宮古島にはたくさんのシュノーケリングポイントがあるので、ツアーに参加せずともシュノーケリングを楽しめます。ただし、宮古島でとくに人気の日本最大級のサンゴ礁がある八重干瀬(やびじ)には、ツアーに参加しないと行くことができません。9月は混み合いやすいシーズンのため、前もって予約しておきましょう。

シーカヤック

カヤックを使って海の上を探検するシーカヤックは、小さな子どもでも気軽に楽しめるマリンアクティビティです。基本的に海に入ることはありませんが、海の間近で宮古島の風を感じることができます。宮古島の海は透明度が抜群に高いので、海の上からでもサンゴや魚を見ることができますよ。直射日光を浴びるため、帽子や日焼け止めなどの紫外線・熱中症対策は徹底しましょう。

パンプキンホール探検

パンプキンホールとは、宮古島の鍾乳洞の名前です。鍾乳洞の中には巨大なかぼちゃ型の鍾乳石があるため、その名がつけられました。パンプキンホール探検には、海の上から行くことしかできません。水の中をゆったり20分ほど歩くため、気温と水温が高い9月がオススメです。気象条件によっては危険な場合もあるため、必ずツアーを利用しましょう。

ナイトツアー

宮古島に生息しているヤシガニやフクロウ、南国ならではの植物を観察できるナイトツアーは、宮古島の魅力である豊かな自然を堪能するのにオススメのアクティビティです。夜のアクティビティは強い日差しを避けることができ、昼とは違った宮古島を楽しめます。

9月の宮古島で開催されるイベント

旅行の楽しみのひとつが、地域の文化や歴史が楽しめる伝統行事ではないでしょうか。宮古島でもさまざまな伝統行事が開催され、9月には2つの行事がおこなわれます。

  • 大綱引き
  • 多良間島の八月踊り

大綱引き

上野地区の宮国で毎年おこなわれる大綱引きは、宮古島の無形民俗文化財にも指定された300年以上受け継がれる伝統行事です。旧暦のお盆最終日の送り日におこなわれ、先祖の送り出しと豊作・豊漁の祈願を目的に開催されます。集落の人たちが大縄を引き合う様子は圧巻ですよ。

多良間島の八月踊り

旧暦の8月8〜10日の間で開催される、五穀豊穣を祈願した伝統的な踊りの行事です。国指定重要無形民俗文化財にも指定され、八月踊りを一目見ようと多くの観光客が訪れます。さまざまな踊りで構成されており、多良間島の伝統芸能を目の前で楽しめます。

まとめ

真夏が続く9月の宮古島は、多くの観光客が訪れるためアクティビティのツアーが多く、海だけでなくフルーツなどのグルメにもオススメの時期です。8月と比べると暑さや人混みは落ち着くので、夏の宮古島を楽しむ穴場の月だといえます。今回紹介したアクティビティやイベントなど、9月の宮古島を存分に楽しんでくださいね。ただし、台風が訪れやすいシーズンでもあるので、天気予報は日頃からチェックしましょう。


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