渡口の浜は伊良部島のベストビーチ!魅力や観光時の注意点とは?
沖縄屈指のリゾート観光地として知られる宮古島には本島以外に7つの離島があり、その中でも人気の島のひとつが、宮古島本島の西側にある伊良部島です。2015年に伊良部大橋が開通され陸からアクセスできるようになった伊良部島には、宮古島本島とはまた違った特徴の観光スポットが多くあり、そのうちのひとつが今回紹介する渡口の浜です。
伊良部島のベストビーチと名高い渡口の浜について、基本情報や魅力、楽しみ方や注意点を見ていきましょう。
Contents
渡口の浜の基本情報
渡口の浜は、伊良部島の南西に位置する天然ビーチです。海と砂浜の美しさは宮古島の中でも指折りであるといわれており、多くの地元の人や観光客から愛されています。
<基本情報>
住所 | 宮古島市伊良部字伊良部 |
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アクセス | 宮古空港から車で約22分 下地空港から車で約5分 |
遊泳可能時間 | 24時間(自己管理が必要) |
設備 | トイレ 有料シャワー 売店 |
使用料 | 無料 |
駐車場 | 無料 |
遊泳期間や時間は設けられていませんが、監視員がいないビーチなので十分に気をつけましょう。夏場は水温が高く水着で泳ぐこともできますが、ハブクラゲが発生することがあるので要注意です。売店では、海遊びに関するさまざまなグッズもレンタルできます。
渡口の浜の魅力
渡口の浜が伊良部島のベストビーチといわれる理由には、以下の5つが挙げられます。
- 800mにも広がる広大な砂浜
- 良部では珍しい充実の設備
- 宮古島屈指の透明度
- 日本のベストビーチTOP10にも選出
- 小さな子どもでも楽しめる遠浅の海
800mにも広がる広大な砂浜
渡口の浜の大きな特徴のひとつが、800mの長さがある砂浜です。砂浜が緩やかな弓状にカーブし、東側と西側ではまた違った光景を見ることができます。
渡口の浜の砂浜は真っ白なパウダーサンドで、白さと砂の細かさは沖縄の中でもトップクラスです。ぜひ一度、素足で触り心地を確かめてみてください。足が沈むほどふわふわなので、歩いているだけでも癒されること間違いありません。
伊良部では珍しい充実の設備
伊良部島にはいくつかのビーチがありますが、トイレやシャワー、売店などの設備が充実しているところは多くありません。
渡口の浜の売店では食事や飲み物だけでなく、マリンブーツやライフジャケット、ビーチパラソルやチェア、浮き輪などのレンタルもあります。一日中ゆったりするのにも、便利なビーチです。
宮古島屈指の透明度
宮古島の海は透明度が高いところばかりですが、渡口の浜の透明度は宮古島でも指折りの高さです。海の底にある白砂を映し出すほどの透明度で、海がさらにキラキラと輝いているように見えます。
海の色が鮮やかなグラデーションに見えるのも、透明度の高さのおかげです。一度顔を海に入れて、周囲を眺めてみてください。
日本のベストビーチTOP10にも選出
渡口の浜は、旅行の大手クチコミサイトが発表するベストビーチランキングにランクインした実績を誇るビーチです。2020年のランキングではTOP10のうち6つが沖縄のビーチであり、1位には同じ宮古島の与那覇前浜ビーチが選ばれています。
伊良部に訪れた際は、日本中の旅好きが認めたベストビーチを堪能してください。
小さな子どもでも楽しめる遠浅の海
渡口の浜の海は遠浅のため、小さな子どもがいる家族連れや泳ぎが苦手な人でも安心して遊ぶことができます。
ただし、遠浅であっても沖の方は深くなります。監視員がいるわけではないので、海遊び中は決して子どもから目を離さないようご注意ください。
渡口の浜での楽しみ方
渡口の浜を存分に満喫するには、以下の楽しみ方がオススメです。
- ふわふわのサンドビーチでリラックス
- 透明度の高い海でスタンドアップパドル体験
- 夕日&星空鑑賞
それぞれの内容を見ていきましょう。
ふわふわのサンドビーチでリラックス
渡口の浜の大きな魅力は、真っ白なパウダーサンドです。ふわふわのサンドビーチの上でくつろぐだけでも、旅気分を味わえること間違いありません。渡口の浜ではビーチパラソルやチェアもレンタルできるので、手ぶらでも楽しむことができますよ。
渡口の浜からは緑に囲まれた下地島や来間島を見ることもでき、絶景の中でのんびり過ごすことができます。
透明度の高い海でスタンドアップパドル体験
せっかく宮古島に来たのなら、きれいな海でマリンアアクティビティを楽しみましょう。
渡口の浜でオススメのアクティビティは、ボートに乗って海の上を探検するスタンドアップパドルです。美しい海を間近で体感することができ、透明度が高いためまるで海に浮いているような気分になりますよ。
夕日&星空鑑賞
渡口の浜では、海に沈む夕日を見ることもできます。晴れていれば赤やピンク色に移り変わる空の色も楽しむことができ、海が赤く染まる光景を見ることができるでしょう。
夕日が沈んだあとは、星空観察もオススメです。空気が澄んでいて明るい建物が少ない宮古島は、美しい星空が見られるスポットでもあります。都会では見られない、満天の星空を楽しみましょう。
渡口の浜に行く際の注意点
魅力がたっぷり詰まった渡口の浜ですが、訪れる際には3つのポイントに気をつけましょう。
- 海水浴は自己責任で
- シュノーケリングには向いていない
- 沖では決して泳がない
海水浴は自己責任で
渡口の浜は海水浴に適したビーチですが、監視員は駐在していません。いくら遠浅とはいえ油断していると海難事故に巻き込まれることもあります。
天候や体調、潮の流れなどに気を配りながら、海水浴を楽しみましょう。子ども連れのご家族の場合は、常に子どもから目を離さないよう注意してください。
シュノーケリングには向いていない
透明度が抜群の渡口の浜ですが、シュノーケリングには向いていません。砂地のビーチのため熱帯魚が少なく、宮古島で多く見られるサンゴ礁もないからです。
シュノーケリングを楽しみたい人は、サンゴ礁が多いビーチがオススメです。
沖では決して泳がない
渡口の浜は遠浅のビーチですが、進みすぎて沖の方に出るのは絶対にやめましょう。渡口の浜の沖は外洋とつながっているため、流れに巻き込まれると戻れなくなる可能性が高いからです。
足がつかない高さのところで遊ぶのは避け、浅く波が穏やかなエリアで海水浴を楽しみましょう。
渡口の浜周辺のオススメ観光スポット
渡口の浜の周辺には、ビーチだけでなくさまざまな観光スポットがあります。オススメのスポットを3つ紹介するので、渡口の浜に行く前後にぜひ訪れてみてください。
- いらぶ大橋・海の駅
- ヌドクビアブ
- ソラニワカフェ
いらぶ大橋・海の駅
いらぶ大橋・海の駅は、お土産やグルメが楽しめる観光スポットです。伊良部大橋を渡った目の前にあり、ドライブの休憩がてら立ち寄る人も多いです。
定番の観光土産や特産の調味料やお酒など、さまざまな種類のお土産を買うことができます。2階にある食堂では、島ダコを使った炊き込みご飯や宮古そばを堪能できます。
ヌドクビアブ
ヌドクビアブは、パワースポットとして有名な史跡です。鍾乳洞のように深い穴があり、階段を下りると神秘的な光景が広がります。
足場が悪く滑りやすいので、ビーチサンダルではなく運動靴で行くのがおすすめです。奥は真っ暗なので、ライトを持参しましょう。
ソラニワカフェ
伊良部島の海が一望できるオーシャンビューのレストラン&カフェです。宮古牛を使ったハンバーグやタコライスなど、宮古島らしいご当地グルメを堪能できます。
晴れの日は、ぜひテラス席に座りましょう。ホテルも併設されているため、伊良部島の宿泊にもオススメです。
まとめ
渡口の浜は、伊良部島のベストビーチと称されるほど美しいビーチです。800mに広がる真っ白なパウダーサンドや宮古島屈指の透明度など、さまざまな魅力を持っています。伊良部島に訪れた際は、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。海水浴はもちろん、サップなどのマリンアクティビティや夕日・星空鑑賞も楽しめます。
渡口の浜までは路線バスで行くことができますが、1時間に1本程度しかバスがないため待ち時間などのロスが発生してしまいます。今回紹介した周辺の観光スポットなどにも訪れる場合は、車の利用がオススメです。宮古島のレンタカーには、宮古島観光を全力で応援するパニパニレンタカーをご利用ください。宮古空港だけでなく、下地空港への送迎サービスもおこなっています。