ムスヌン浜は宮古島の穴場スポット!見どころやアクセス、訪れる際の注意点を解説
沖縄でも屈指の観光名所として知られる宮古島には、知る人ぞ知る穴場スポットがいくつかあります。そのうちのひとつが、宮古空港から車で約25分の距離にある「ムスヌン浜」です。ムスヌン浜は、案内板なども設置されていない隠れ家的なスポットで、偶然見つけることはほぼ不可能です。
今回は、ムスヌン浜の見どころやアクセス、ムスヌン浜を訪れる際の注意点などを解説します。この記事を読んでムスヌン浜を訪れれば、立派な宮古島ツウになれるでしょう。
Contents
ムスヌン浜とは
ムスヌン浜とは、宮古島の南西部にある来間島の西部に位置するビーチです。ムスヌンとは「虫払い」を意味する言葉で、毎年春には害虫駆除や豊年祈願を目的に「ウスヌン御願(うがん)」が行われます。観光名所としてガイドブックにレビューが掲載されることはほとんどなく、宮古島における穴場的な場所です。
ムスヌン浜の基本情報
ムスヌン浜の基本情報は、以下のとおりです。
【ムスヌン浜の基本情報】
住所 | 沖縄県宮古島市下地来間 来間島 |
---|---|
利用料金 | 無料 |
営業時間 | 24時間利用可能 |
定休日 | - |
駐車場 | 5~6台の駐車スペースあり |
ムスヌン浜へのアクセス
ムスヌン浜は、宮古空港よりレンタカーで25分ほどの距離にあります。ムスヌン浜は、知る人ぞ知る隠れた観光スポットで、周囲には入口などを示す案内板も設置されていません。見落とさぬように、以下のステップでアクセスしましょう。
- 宮古島から来間大橋をわたって来間島に上陸する
- 「琉球ザッカ青空」などを右手に眺めながら直進する
- 十字路に付き合ったら左折する
- 畑のなかを道なりに進む
ムスヌン浜の見どころ
喧騒から離れて、静かでゆったりとした時間を過ごしたい方にとって、ムスヌン浜は理想郷ともいえる場所です。ムスヌン浜は穏やかで静かな場所であり、たくさんの見どころがあります。今回は、ムスヌン浜の見どころを4つのポイントに絞ってご紹介します。
<ムスヌン浜の見どころ>
- 静かにゆっくりとした時間を過ごせる隠れ家的なビーチ
- 美しい夕焼けと満点の星
- 毎年春に行われる「ムスヌン御願(うがん)」
- 透き通った海で楽しむ磯釣り
静かにゆっくりとした時間を過ごせる隠れ家的なビーチ
ムスヌン浜の魅力は、何といっても穏やかで静かな時間を過ごせることです。ムスヌン浜は、宮古島のガイドブックにも掲載されないことが多く、観光客の方にはあまり知られていません。ムスヌン浜を訪れるのは、ほとんどが宮古島を知り尽くしたツウな人か、近くに住む現地の住民ばかりです。
観光地化されていないため、後述するようにシャワー施設や飲食店がなく、やや不便に感じる人もいるかもしれません。しかし、人の手が加えられていないだけあって、自然の美しさや雄大さを実感しやすいです。透き通った近海や遠くの宮古ブルーを眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。
美しい夕焼けと満天の星
ムスヌン浜は来間島の西側に位置するため、夕方には美しい夕焼けが一面に広がります。また、ムスヌン浜の周辺にはほとんど明かりがなく、夜になると満天の星に包まれます。波の音を聞きながら、誰にも邪魔されずに星空を眺めて過ごす時間は、自然がもたらすリラクゼーションになることでしょう。
宮古島には、ムスヌン浜以外にも、夕日を楽しめる場所がいくつかあります。以下の記事を参考に、お気に入りの鑑賞スポットや写真撮影スポットを見つけてみてください。
毎年春に行われる「ムスヌン御願(うがん)」
ムスヌン浜では、毎年春に害虫駆除と豊作を願う「ムスヌン御願(うがん)」が行われます。ムスヌン御願は、島中の人が集まって、歌や踊りを奉納する伝統行事です。タイミングよくムスヌン御願に合わせて宮古島を訪問すれば、古代から継承される島の伝統を垣間見られます。
透き通った海で楽しむ磯釣り
ムスヌン浜の周辺に住む地元住民は、透き通った海で磯釣りを楽しんでいます。宮古島の周辺には多くの魚が生息しているため、釣りにはもってこいの環境です。クロダイの仲間やカツオ、イシガキダイ、テングハギ、ハマフエフキなど、多種多様な魚を釣り上げられるかもしれません。
なお、宮古島で釣りを楽しみたい方に向けて、釣り情報を特集したページもご用意しています。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
ムスヌン浜を訪れる際の注意点
ムスヌン浜にはたくさんの魅力がありますが、観光する際はいくつかの注意点があることも、念頭に置かなければなりません。ムスヌン浜の注意点は、次の4つです。
<ムスヌン浜を訪れる際の注意点>
- 6月~9月はハブクラゲが大量発生する
- 指定海水浴場ではないため海水浴には適していない
- そのほかのビーチのようなシャワー施設などがない
- 公共交通機関ではアクセスしにくい
6月~9月はハブクラゲが大量発生する
例年6月~9月にかけては、ムスヌン浜周辺で大量のハブクラゲが発生するため、注意しましょう。ハブクラゲは猛毒を持っていて、刺されると最悪の場合は死に至ります。
年間で数十人~数百人がハブクラゲに刺され、強い痛みを訴えて病院へ搬送されるケースが多いです。注意報が発令された場合は、海に近づきすぎないように注意しましょう。
指定海水浴場ではないため海水浴には適していない
ムスヌン浜は、指定海水浴場ではありません。ハブクラゲ注意報などは発令されますが、宮古島にあるそのほかの有名なビーチとは異なり、監視員が不在な点に注意しましょう。
万が一、先述したようにハブクラゲに刺されるといったトラブルが発生した場合は、自己責任で病院へ向かうなどの対応をとらなければなりません。なお、より安全に遊べる宮古島のビーチについては、以下の記事で特集しています。
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そのほかのビーチのようなシャワー施設などがない
ムスヌン浜には観光客がほとんど訪れないため、快適に過ごすためのシャワーやトイレといった設備がありません。海に潜ることは禁止されていませんが、前後にシャワーを浴びたり、着替えたりすることが難しいことを把握しておきましょう。
公共交通機関ではアクセスしにくい
ウスヌン浜の周辺には、電車やバスといった公共交通機関の駅がありません。また、畑を通るなどの険しい道のりに阻まれるため、徒歩やレンタサイクルで訪れるのも困難です。ウスヌン浜への観光を希望される場合は、宮古島でレンタカーを借りましょう。
まとめ
ムスヌン浜は、宮古島における穴場的なスポットのひとつです。宮古空港からレンタカーで25分ほどの位置にあり、その存在はほとんどの観光客に知られていません。美しい宮古ブルーをひとり占めしたいならば、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
公共交通機関や徒歩・レンタサイクルで、ムスヌン浜を訪れるのは困難です。PaniPaniレンタカーでは、宮古空港・下地島空港への送迎サービスを行っています。現地で利用できるオプションも多数ご用意しておりますので、宮古島でレンタカーをご利用の際は当社までお問い合わせください。