ウミガメに出会えるシギラビーチ!魅力や観光時の注意点を解説
沖縄本島よりさらに南西300km の場所に位置する宮古島は、南国気分を味わえる人気の高い観光地です。宮古島でとくに有名なのが宮古ブルーの美しい海であり、国内外からビーチ目当てに来る観光客も大勢います。
海に囲まれた宮古島にはさまざまなビーチがありますが、今回紹介するのは宮古島の南部にあるシギラビーチです。シギラビーチの魅力や観光の際の注意点、周辺のオススメスポットについて紹介していきます。
Contents
シギラビーチの基本情報
シギラビーチは、宮古島の南部・上野地区に位置するビーチです。白い砂浜と宮古ブルーの青のコントラストが美しく、宮古島を代表するビーチのひとつでもあります。
<基本情報>
住所 | 沖縄県宮古島市上野新里1405-214 |
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アクセス | 宮古空港から車で約30分 |
遊泳可能期間 | 通年 |
設備 |
・トイレ |
使用料 | シギラリゾート宿泊者:無料 ビジター:施設使用料1,100円 |
駐車場 | 1,000円 |
水着で入れるビーチハウスやチェアーや浮き輪、シュノーケリングセットなどのレンタルもあるので、手ぶらで行っても楽しめるビーチです。さらに、シュノーケリングやカヤックなどのツアーも開催されています。
シギラビーチの魅力
シギラビーチが人気の理由には、以下の5つの理由が挙げられます。
- 初心者でもシュノーケリングがしやすい
- ウミガメと出会える確率が高い
- トイレ&シャワー完備で使いやすい
- ノープランでも楽しめる
- 宮古島で一番海開きが早い
それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。
初心者でもシュノーケリングがしやすい
さまざまな種類のサンゴや魚が多く透明度が高いシギラビーチは、宮古島の中でもシュノーケリングに向いているビーチのひとつです。全体が入り江になっているため外洋からの影響が少なく波が非常に穏やかなため、初心者や泳ぎが苦手な人でも、シュノーケリングを楽しむことができます。
水深も浅いので、子供連れのファミリーでも安心して海遊びが可能です。宮古島では珍しい監視員がいるビーチなので、もしものときにも安心ですね。ただし、沖に行くと水深が大きくなるので、シュノーケリングに夢中になって泳ぎ過ぎてしまうことは避けましょう。
ウミガメと出会える確率が高い
シギラビーチは、ウミガメとの遭遇率が高いビーチとしても人気です。シギラビーチ内にはウミガメの餌場があり、餌を求めて度々シギラビーチに訪れます。ウミガメは息継ぎのために浅いところを泳ぐことがあるので、タイミングが合えばウミガメと一緒に泳ぐことができるかもしれません。
ただし、ウミガメは自然のものなので100%出会えるとは限りません。シギラビーチは広いため、ウミガメが来ていたとしても見つけることができない可能性もあります。できるだけウミガメを見たい人は、シュノーケリングなどのツアーに参加するのがオススメです。
トイレ&シャワー完備で使いやすい
シギラリゾート内にあるシギラビーチは、リゾート施設が管理しているトイレと施設が完備されています。ロッカーも設置されているので、安心してシギラビーチを楽しめますよ。水着のまま利用できるビーチハウスではフードコートもあるので、昼食や飲み物に悩む心配もありません。
ノープランでも楽しめる
シギラビーチは、宮古島に着いてとりあえず海に行きたい人にとくにオススメのビーチです。トイレやシャワーなどの利便性はもちろん、レンタルアイテムも多いので手ぶらでもすぐにビーチ遊びを楽しめます。
「ビーチでのんびりするだけではつまらない!」という人は、シギラビーチ内のさまざまなアクティビティを利用しましょう。シュノーケリングからカヤックなどたくさんのアクティビティがその場で楽しめるので、ノープランでも宮古島の海が堪能できます。ただし、ツアーによっては前日までの予約が必要なものもあるので、事前に確認しておきましょう。
宮古島で一番海開きが早い
シギラビーチは毎年3月下旬 に海開きされ、宮古島で一番海開きが早いビーチだと言われています。寒さを気にしなければ海には365日は入れますが、海開きがされていなければトイレやシャワーなどの施設が使えないこともあります。
シギラビーチは3月下旬からビーチで遊べるので、卒業旅行などで春に宮古島に訪れた人にも利用しやすいビーチです。海開き当日にはいくつかのイベント も開催されるので、海開きの日に合わせて訪れるのもいいかもしれません。
シギラビーチを観光する際の注意点
魅力たっぷりのシギラビーチですが、シギラビーチに訪れる際は以下の4点に注意しましょう。
- ウミガメに触らない
- 干潮時はシュノーケリングを控える
- 海の危険生物に気をつける
- マリンシューズを着用する
ウミガメに触らない
ウミガメに出会える確率が高いシギラビーチですが、ウミガメを見かけても絶対に触らないでください。ウミガメは人間に触られるとストレスを感じてしまい、人間を避けようと息継ぎの回数を減らします。そうなることで無呼吸状態が長くなり、最悪の場合ウミガメの肺にダメージを与えてしまいます。
ウミガメの一部は絶滅危惧種にも指定されているため、人間のせいで数を減らすのは避けたいところです。ウミガメを見かけても決して触らず、遠くから眺める程度に留めましょう。
干潮時はシュノーケリングを控える
シギラビーチは浅瀬の海のため、干潮時はサンゴ礁周辺が浅くなり過ぎてしまいます。浅過ぎる海でシュノーケリングをすると、サンゴで体が傷ついたり反対にサンゴを傷つけてしまったりするため、干潮時のシュノーケリングは控えましょう。
干潮時でも、深い砂地であればシュノーケリングをしても問題ありません。しかし、サンゴ礁の付近に流される可能性もあるので、十分に注意しましょう。干潮のタイミングは、気象庁が発表している潮位表で知ることができます。
海の危険生物に気をつける
シギラビーチに限らず、自然の海にはさまざまな生物が存在します。きれいな熱帯魚だけでなく、クラゲやゴンズイなどの毒をもった危険生物も潜んでいるので、シュノーケリング中は十分に注意しましょう。
このような生き物の毒を防ぐために、水着の上にラッシュガードやレギンス、グローブやブーツを着用して肌の露出を少なくすることが大切です。毒のほかにも、縄張りに入ってくると攻撃してくる海洋生物もいるので、むやみやたらに生物には触らないでください。
マリンシューズを着用する
入り江になっているシギラビーチには、サンゴや岩場が点在しています。サンゴや岩場には尖った部分が多く、素足で歩くと怪我をしてしまう恐れがあるため、マリンシューズを着用しましょう。砂浜だけで遊ぶ分には問題ありませんが、シュノーケリングなどのアクティビティをする人は必須です。
わざわざマリンシューズを持っていきたくないという人は、シギラビーチ内でレンタルも可能です。「ビーチでのんびりする予定だけだったけど、シュノーケリングがしたくなった!」という人も、すぐにシュノーケリングを体験することができます。
シギラビーチ付近のオススメ観光スポット3選
シギラビーチの周辺には、いくつかの観光スポットもあります。せっかくシギラビーチに行くなら、周辺の施設を訪れて宮古島の上野地区を遊び尽くしましょう。今回紹介するオススメの観光スポットは以下の3つです。
- イムギャーマリンガーデン
- うえのドイツ文化村
- 丸吉食堂
イムギャーマリンガーデン
シギラビーチから車で東に5分 のところにある、海浜公園です。天然の入り江ではシュノーケリングを楽しむことができ、展望台からは美しい宮古島の景色を一望できます。遊歩道もあるため、宮古島の風を浴びながらゆったりと散歩をするだけでも癒されること間違いありません。
うえのドイツ文化村
シギラビーチから車で3分の場所にあるうえのドイツ文化村は、ドイツの文化やドイツと宮古島の交流の歴史などが学べるテーマパークです。入館料は無料で、広大な敷地内にあるさまざまな施設で楽しむことができます。恋愛のパワースポットとしても有名なハート型の岩もあるので、シギラビーチの道中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
丸吉食堂
シギラビーチにはビーチハウスがありそこで昼食を食べることもできますが、せっかく宮古島に来たからには宮古島のご当地グルメを食べたいですよね。そんな人にオススメなのが、宮古そばで有名な丸吉食堂です。地元の人だけでなく多くの観光客からも愛され、平日でも長蛇の列ができるほどです。宮古そばをはじめとする、4種類のそばから好きなメニューを選べます。
まとめ
宮古島の南部にあるシギラビーチは、ウミガメに出会える可能性があるシュノーケリングにオススメの穏やかなビーチです。シギラリゾート内にあるので駐車場や施設使用料は有料ですが、レンタルやツアーが豊富なので手ぶらでも一日中楽しむことができます。今回紹介した注意点を考慮しながら、きれいな宮古島の海を堪能してください。
シギラビーチの周辺にはさまざまな観光施設もあり、ビーチのついでに立ち寄ってみるのもオススメです。車だと5分前後でアクセスできるので、宮古島観光には車の利用が欠かせません。宮古島のレンタカーには、宮古島観光を全力でサポートするパニパニレンタカーをご利用ください。