離島
2023年09月17日

宮古島の離島・池間島!オススメスポットや特徴・魅力を徹底解説

コバルトブルーの海に囲まれた美しいリゾートアイランドである宮古島は、年間40万人以上もの人が訪れる沖縄の中でもとくに人気の高い観光地です。そんな宮古島は本島を含め8つの島があり、それぞれの島が本島とは一味違った魅力をもっています。

今回紹介するのは、宮古島本島の北側に位置する池間島です。池間島の特徴や魅力、オススメの観光スポットを見ていきましょう。

池間島とは

池間島は、宮古島の北西16km先に位置する離島です。島の周囲が9kmしかない小さな島で、15分もあれば車で一周できてしまいます。

美しい海が特徴の宮古島ですが、池間島の周囲の海にはサンゴ礁や豊かな漁場が広がり、池間島の北東には日本最大級のサンゴ礁が集まる八重干瀬(やびじ)もあります。美しい海を見るために、毎年多くの観光客が訪れる島です。

<池間島の基本情報>

面積 2.83km
人口 約567人

池間島への行き方

池間島と宮古島は池間大橋でつながれているため、車でアクセスすることができます。池間大橋は1992年に開通され、全長が1,425mある橋です。

車はもちろん、自転車や徒歩でも渡ることができます。宮古空港からは車で約31分、下地島空港からは約44分でアクセスできます。

池間島へは、宮古島本島から路線バスで行くことも可能です。ただし、路線バスは島の入り口までしかないため、島全体を観光するならレンタカーの利用がオススメです。

池間島の魅力

宮古島の離島のひとつである池間島は、小さな島ですがたくさんの魅力が詰まっています。

  • 池間島でしか見ることができない池間ブルーの海
  • 日本最大級のサンゴ礁・八重干瀬(やびじ)
  • 手つかずの自然が残るビーチ
  • 神聖なパワースポットの数々

池間島でしか見ることができない池間ブルーの海

宮古島の海は「宮古ブルー」と称されていますが、池間島の海の色はまた違った美しさから、「池間ブルー」と呼ばれています。池間ブルーとは、何色もの青が織りなすグラデーションが美しい色のことです。

池間大橋周辺の海は地形が複雑なため、浅いところと深いところが混ざり合っています。浅いところはコバルトブルーに、深いところはエメラルドグリーンとさまざまな青が重なって見えるため、池間島の海は池間ブルーと呼ばれるようになりました。宮古島本島では見ることのできない美しい青色を、ぜひ体感してください。

日本最大級のサンゴ礁・八重干瀬(やびじ)

池間島が多くの観光客に知られるようになったきっかけのひとつが、日本最大級のサンゴ礁群である八重干瀬(やびじ)です。八重干瀬(やびじ)の大きさは南北に約17km・東西に約6.5kmと非常に大きく、そのサイズは宮古島全体の約10分の1にも及びます。

八重干瀬(やびじ)には100種類以上のサンゴ礁が集まっており、さまざまな種類のサンゴやサンゴに集まる魚を目にすることができるのが特徴です。たくさんの生き物たちに囲まれ、まるで水族館にいるような光景を楽しめます。

八重干瀬(やびじ)には基本的にツアーでしか行くことができず、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティが楽しめます。

手つかずの自然が残るビーチ

宮古島の離島である池間島は、今もなお手つかずの自然が多く残っています。とくに島のいたるところにあるビーチや海岸は、まだ名前がつけられていないところもあるほどです。人気のビーチも未整備であるところが多く、自然の姿のままのビーチで楽しむことができます。

反対に宮古島本島ビーチは整備されているところも多く、2つの島のビーチを比べてみるのもオススメです。時間がある人は、さまざまな宮古島の離島をビーチホッピングしてみてはいかがでしょうか。宮古島諸島の中で、お気に入りのビーチを見つけてみましょう。

神聖なパワースポットの数々

池間島の魅力は、美しい海だけではありません。宮古島にはいたるところにパワースポットがあり、池間島にもいくつかの聖地やパワースポットが集まっています。御嶽や史跡など、池間島独自の場所を巡って、島のエネルギーを感じましょう。

ただし、聖地にはみだりに立ち入ってはいけない場所もあります。池間島観光協会では地元の人と巡る島の聖地とパワースポットツアーも開催されているので、気になる人は池間島観光協会に問い合わせてみてください。池間島の歴史や文化についても学ぶことができます。

池間島のオススメ観光スポット7選

魅力たっぷりの池間島で、とくにオススメの観光スポットは以下の7つです。

  • 池間大橋
  • ハート岩
  • フナクスビーチ
  • カギンミビーチ
  • 海美来
  • 池間食堂
  • gelato cafe Ninufa

池間大橋

池間大橋は、宮古島本島と池間島をつなぐ重要な役割を担う島です。1,425mもの長さがある池間大橋には頭上を遮るものがなにもないため、ドライブやサイクリングコースとしてもオススメです。池間ブルーの海を見ながら、心地よい風を感じることができます。

そんな池間大橋は、橋自体が美しい絶景ポイントとしても人気です。池間ブルーの上にまっすぐ伸びる池間大橋を見ると、宮古島に来たことを実感させられますよ。池間大橋を撮影するのにオススメのスポットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

ハート岩

ハート岩とは、ハート型の空洞がある大きな岩のことです。カップルでハート岩を見ると二人の関係が長続きする、ハート岩に祈ると恋人ができる、などのさまざまな逸話があり、恋愛成就のパワースポットとして人気の高い場所です。

ハート岩があるイキヅービーチは、テレビのロケ地に使用されたことで一躍人気になりました。波打ち際にあるハート岩は干潮時しか見ることができないため、訪れる際はタイミングに注意しましょう。

フナクスビーチ

フナクスビーチは、別名池間ブロックとも呼ばれる池間島で人気のビーチです。シュノーケリングスポットとしても知られ、美しいサンゴやカラフルな魚に出会うことができます。

クジラ岩と名付けられたシンボリックな岩もあり、ビーチでのんびり景色を眺めるのもオススメです。遠浅のビーチなので、子ども連れのご家族も安心して遊ぶことができますよ。

カギンミビーチ

池間ロープとも呼ばれるカギンミビーチは、池間島の中でもとくに自然のままであるビーチです。穴場のビーチなので観光客は少なく、ゆったりと海水浴やシュノーケリングが楽しめます。

ただし、カギンミビーチに行くにはロープを使って小さな崖を降りなければいけません。ビーチサンダルでは滑る可能性もあるため、スニーカーなどの運動靴も持参しましょう。

海美来

海美来は、池間大橋のふもとにある食堂です。お土産屋さんも兼ねているので、ドライブの休憩がてら立ち寄ってみるのがオススメです。

食堂では、サザエの壺焼きが乗ったサザエそばや宮古島産の紅芋を使った紅芋もち、宮古島産のマンゴーを使ったスイーツなど宮古島ならではのグルメを味わえます。

海美来の屋上には、池間ブルーの海と池間大橋が一望できる展望スペースもあります。美味しい食事を食べながら、池間島の景色に癒されましょう。

池間食堂

池間漁港にある池間食堂では、島魚や島ダコを使ったさまざまなメニューが味わえます。珍しい鮫のフライもあるので、池間島のご当地料理を食べたい人はぜひ訪れてみてください。ただし、漁の結果や季節によっては魚が限定されることがあります。

gelato cafe Ninufa

池間島の南側、ハート岩の近くあるジェラートカフェです。数種類のジェラートから好きなものを選べ、宮古島名産のマンゴーやパッションフルーツを使ったジェラートを食べることができます。

開放的なテラス席からはイキヅービーチを一望でき、ハートロックをゆったりと眺めることも可能です

まとめ

宮古島の北部に位置する離島・池間島は、池間ブルーの海が美しく豊富なサンゴ礁が魅力の島です。手つかずの自然が多く残り、神聖なパワースポットも点在しています。宮古島本島から30分ほどで行くことができるので、宮古島観光の際に訪れてみてはいかがでしょうか。

今回紹介した7つの観光スポットを巡るには、車の利用が欠かせません。宮古島周辺のレンタカーには、宮古島観光を全力で応援するパニパニレンタカーをご利用ください。さまざまな車種をご用意しているため、旅行気分を盛り上げるお好みの車をお選びいただけます。