パワースポット
2023年03月16日

宮古島で人気のハート型の岩とは?アクセス方法やオススメ時間を紹介


宮古島へ旅行するなら、宮古島でしか見られない景色を堪能したいですよね。宮古島ならではの景色のひとつが、ハートの形を模した天然岩です。「恋愛のパワースポット」とも呼ばれるハート岩は、宮古島に来たなら一度は目にしたいのではないでしょうか。

今回は、宮古島の有名観光スポットのひとつ「ハート岩」へのアクセス方法や観光にオススメの時間、周辺のオススメ施設について紹介します。

宮古島にハート岩は2つある!

宮古島はサンゴ礁が隆起してできた島なので、宮古島では本州では見られない地形を目にすることがたびたびあります。そんな面白い地形のひとつが、今回紹介するハート岩です。ハート岩は自然にハート型になった天然岩のことですが、岩がハートの形をしているのではなく、岩にハートの形をした空洞が空いています。

ハート岩は、恋愛のパワースポットとも呼ばれている縁起の良い観光スポットです。カップルでハート岩を見ることで、二人の関係が末長く円満になるともいわれています。恋人がいない人でも、ハート岩に祈ることで恋人ができるともいわれているのです。カップルでの旅行や友達同士での旅行でも、ハート岩を訪れれば盛り上がること間違いありません。

そんな人気観光スポットのハート岩は、実は宮古島の中に2つあります。今回は、それぞれのハート岩について詳しく紹介していきます。

池間島にあるハート岩について

宮古_池間島のハートロック

ひとつ目に紹介するのは、宮古島の北部にある池間島にあるハート岩です。池間島は周囲約10km の小さな島ですが、「八重干瀬(やびじ)」と呼ばれる日本最大級のサンゴ礁群があり、宮古島の中でも人気の高い観光スポットのひとつです。

ハート岩は、池間島の西側にある「イキヅービーチ」で見ることができます。イキヅービーチは、NHK連続テレビ小説のロケ地になったことで一躍有名になりました。イキヅービーチの浅瀬にある大きな岩にハートの形の穴が空いているのがハート岩で、ハート型の向こうには宮古ブルーを望むことができます。

ハート岩は中を通り抜けることもできるので、カップルで一緒に穴をくぐるとさらに思い出に残るでしょう。ただし、ハート岩は干潮時にしか現れません。干潮以外のタイミングで訪れると、ハート型の穴の部分が海に隠れてしまうので、訪れる時間には注意が必要です。

アクセス方法

池間島は、宮古島から車で行ける島で、池間大橋を通って、宮古空港から約30分でアクセスできます。池間大橋を渡って左回りに県道を走ると、左手にハート岩の駐車場が現れます。看板など目印はないため、ナビを使って見逃さないように訪れましょう。無料駐車場からハート岩までは、ハート型のフォトジェニックな看板もあります。

オススメの観光時間

池間島のハート岩は、干潮の時間にしか見ることができません。干潮のタイミングは季節によって異なるため、気象庁が発表している潮位表で前もってチェックしておくことがオススメです。表示時点を「平良」に合わせると、正確な干潮時間を知ることができます。

基本的に、干潮は1日に2回訪れます。太陽が出ていないと干潮でもハート岩を見ることができないため、日中の干潮時間を目安にして、観光のプランを立てましょう。

周辺のオススメ施設

池間島のハート岩周辺にあるオススメ施設は、以下の3つです。

  • gelato cafe Ninufa
  • フナクスビーチ
  • 西平安名崎

gelato cafe Ninufa

ハートロックの看板代わりにもなるのが、イキヅービーチに隣接したジェラートカフェのgelato cafe Ninufaです。数種類のジェラートから好きなものを選べ、開放的なテラスで美味しいジェラートを味わうことができます。テラスからはイキヅービーチを一望でき、ゆったりとハートロックも見ることができます。

フナクスビーチ

イキヅービーチのハート岩から車で3分ほど北東に進んだ場所にあるのが、秘境のビーチとも呼ばれるフナクスビーチです。海水浴はもちろん、シュノーケリングで色とりどりなサンゴや魚などさまざまな海洋生物に出会うこともできます。無料駐車場もありますがシーズン時にはすぐに満車になってしまうため、できるだけ早い時間に行きましょう。

西平安名崎

宮古島から池間島に渡る道中にあるのが、池間島と池間大橋を見渡せる系承知の西平安名崎です。駐車場に車を停めて丘を登ると展望台があるので、そこから宮古ブルーの海が一望できます。タイミングが合えば海に沈むサンセットも見られるため、ハート岩の帰りに立ち寄るのがオススメです。

うえのドイツ文化村にあるハート岩について

うえのドイツ文化村にあるハート岩

次に紹介するハート岩は、宮古島の南部にある上野地区のうえのドイツ文化村にあるハート岩です。うえのドイツ文化村とは、宮古島に座礁したドイツの船を助けたことをきっかけに作られたテーマパークです。入園料は無料ですが、博愛記念館とキンダーハウスに入館するには、それぞれ入館料がかかります 。

うえのドイツ文化村にはいくつかの遊歩道が整備され、宮古島の自然を堪能しながら園内を散策することもできます。その遊歩道から見える景色のひとつが、海に浮かぶハート岩です。池間島のハート岩に比べると距離は遠いものの、奇岩にくり抜かれたきれいなハートの形をはっきりと見ることができます。

池間島のハート岩と同じように、うえのドイツ文化村のハート岩も干潮時にしか見られません。干潮時間前後2時間を過ぎるとハート岩が海の中に沈んでしまうため、干潮時間のタイミングを合わせてプランを考えましょう。

アクセス方法

うえのドイツ文化村は、宮古空港から車で約15分 南下した場所にあります。無料駐車場に車を停めメインゲートから入り、パレス館を目指しましょう。ハート岩は、パレス館の前の岬付近に浮かんでいます。園内にはハート岩の看板もあるので、それを目印に進むと迷わずに着くことができます。

オススメの観光時間

池間島のハート岩同様、うえのドイツ文化村のハート岩も干潮のタイミングでしか見ることができません。気象庁が発表している潮位表で干潮時間を調べ、前後2時間以内に訪れましょう。

周辺のオススメ施設

うえのドイツ文化村にあるハート岩周辺にあるオススメ施設は、以下の3つです。

  • イムギャーマリンガーデン
  • ユートピアファーム宮古島
  • シギラビーチ

イムギャーマリンガーデン

イムギャーマリンガーデンは、天然の入り江を活かした海浜公園です。遊歩道や展望スペースがあるため、景色を眺めながらゆったり散策するのはもちろん、入り江の中にある穏やかなビーチで海水浴を楽しむこともできます。シュノーケリングやサップなどのマリンスポーツを、家族と一緒に楽しめるスポットです。

ユートピアファーム宮古島

宮古島さんのマンゴーやパイナップル、ドラゴンフルーツを栽培している観光農園です。本州ではなかなか見られない、南国の熱帯花木が咲き乱れている様子を見学することができます。見学のあとはマンゴーやバナナなどのフレッシュフルーツを使ったスイーツも堪能でき、目でも舌でも楽しめる観光施設です。

シギラビーチ

うえのドイツ文化村から車で約4分東に進んだ場所にあるシギラビーチは、海水浴やシュノーケリングで人気のあるビーチです。サンゴや魚が多く、タイミングが良ければウミガメに遭遇することもあります。透明度が高く浅瀬のビーチなので、カップルや友人同士はもちろん家族連れでも楽しむことができます。

まとめ

恋愛のパワースポットとしても人気があるハート岩は、宮古島には「池間島」と「うえのドイツ文化村」の2箇所にあります。どちらも干潮時にしか見られないため、干潮の時間を前もって調べて事前に計画を立てておきましょう。2つのハート岩を巡ることで、ダブルの効果を得られるかもしれません。

今回紹介した2つのハート岩と周辺のオススメ施設には、車でのアクセスが便利です。宮古島でレンタカーを借りるには、宮古島観光を全力でサポートするパニパニレンタカーをご利用ください。車を使って、効率よく宮古島観光を楽しみましょう。