離島
2023年09月24日

宮古島観光で必ず行きたい離島・来間島!オススメスポットや魅力を紹介

宮古島は、沖縄の中でもとくに観光客からの人気を集めているリゾート観光地です。宮古島には本島を含め8つの離島があり、そのうちの4つには橋を使って陸路で行くことができます。今回紹介するのは、8つの島のひとつである来間島(くりまじま)です。

宮古島本島の南西に位置する来間島には、宮古島本島やその他の島では味わえない魅力がつまっています。今回は、来間島の基本情報や魅力、オススメスポットについて紹介していきます。

来間島とは

来間島は、宮古島の南西部に位置する宮古島諸島の離島です。周囲の大きさは9kmほどしかなく、宮古島の北部にある池間島と同じくらいの大きさです。

島には集落がひとつしかなく、残りの部分は耕作地であるのどかな島でもあります。近年ではおしゃれなカフェや雑貨屋さんも増え、観光客からの人気も上昇しています。

<来間島の基本情報>

面積 2.84km
人口 約158人

来間島への行き方

来間島へは、宮古島本島から来間大橋を使ってアクセスできます。来間大橋は農道橋としては1,690mと日本最大級の長さを誇る橋で、1995に開通されました。橋の上には歩道も設置されているので、車はもちろん徒歩や自転車で渡ることもできます。

宮古島本島と離島を結ぶほかの橋同様頭上を遮るものは何もないため、美しい景色が見られるドライブ・サイクリングコースとしても人気です。

来間島へは、宮古島唯一の公共交通機関である路線バスでも行くことができます。ただし島の入り口までしか行くことができず、1日に2本しか便がありません。来間島を巡りたい人は、レンタカーの利用がオススメです。

来間島の魅力

宮古島の中でも小さな離島である来間島には、以下のような魅力があります。

  • 穴場のビーチが多い
  • おしゃれな雑貨屋やカフェが集まる
  • 美しい夕日が見られる
  • 島独特ののどかな雰囲気を味わえる
  • 来間ブルーが堪能できる

それぞれの内容を見ていきましょう。

穴場のビーチが多い

来間島の多くのビーチは観光客が少ない穴場ビーチであり、海水浴などの海遊びをのんびりと楽しめます。なかにはプライベートビーチかと思うほど人が少ないところもあるので、日頃の疲れを宮古島で癒したい人は、周りの目を気にせずゆったりと過ごせますよ。

宮古島は人気の観光地のため、ハイシーズンには国内外から多くの観光客が集まります。人混みを避けて美しい海を楽しみたい人は、来間島のビーチがオススメです

おしゃれな雑貨屋やカフェが集まる

豊かな自然が魅力の来間島ですが、実は近年おしゃれな雑貨屋さんやカフェが増えています。宮古島らしいリゾート気分を感じられるアイテムを扱う雑貨屋さんや、沖縄の工芸品を扱う雑貨屋さんなどさまざまな種類の雑貨屋さんが点在しているので、ゆったりとショッピングを楽しみましょう。

ショッピングの間には、おしゃれなカフェで休憩するのも来間島ならではの過ごし方です。南国フルーツが味わえるカフェやインスタ映えするカフェなど、お気に入りのカフェを見つけてくださいね。

美しい夕日が見られる

宮古島の西側にある来間島は、夕日のスポットとしても知られています。時期が合えば海に沈む夕日を見ることができ、運が良ければ太陽が緑に光るグリーンフラッシュ現象が見られるかもしれません。

宮古島本島や伊良部島と比べると人も少ないので、贅沢なサンセットタイムを静かに堪能できます。

島独特ののどかな雰囲気を味わえる

来間島には集落がひとつしかなく、島の大半はビーチやサトウキビ畑などの農地が占めています。そのため地元の人も少なく、のどかな雰囲気を味わうことができます。

緩やかでのんびりとしたアイランドタイムを味わいたい人は、ぜひ来間島にお越しください。

来間ブルーが堪能できる

宮古島では「宮古ブルー」と呼ばれるエメラルドグリーンが有名ですが、来間島では「来間ブルー」と称される美しい海を見ることができます。

来間ブルーとは、潮の流れが速く透明度が高い、来間島しか見ることのできない美しいブルーのことです。透明度の高さから、海の上からでもサンゴ礁や魚を見ることができます。

来間島のオススメ観光スポット7選

魅力がつまった来間島の中で、とくにオススメの観光スポットは以下の7つです。

  • 来間大橋
  • 竜宮城展望台
  • スムリャーミャーカ
  • 長間浜
  • ムスヌン浜
  • 楽園の果実
  • AOSORA PARLOR

来間大橋

来間大橋は、宮古島本島と来間島を結ぶ全長1,690mの橋です。橋の上からは来間ブルーの美しい海を眺めることができ、ドライブやサイクリングコースとしてもオススメです。歩道も設置されているため、お散歩気分で来間大橋を渡ることもできますよ。

歩道の途中には展望台もあるため、休憩がてらきれいな海をのんびりと眺めることもできます。宮古島本島と離島を結ぶほかの橋にはこのような展望台がないため、来間島が唯一宮古島と離島の間の海をじっくり眺められる場所だといえます。

竜宮城展望台

来間島屈指の景勝地でもある竜宮城展望台からは、来間大橋や東洋一の美しさを誇る与那覇前浜ビーチを一望できます。宮古ブルーと呼ばれるエメラルドグリーンの海とコバルトブルーの海のグラデーションも見ることができ、来間島ならではの絶景に圧倒されること間違いありません。

来間島に訪れた際は、必ず立ち寄ってほしいスポットのひとつです。

スムリャーミャーカ

スムリャーミャーカとは、沖縄の史跡文化財にも指定されている史跡です。スムリャーには長間家、ミャーカには巨石墓という意味があり、長間家一族のお墓として大正時代まで使用されていました。

来間島の歴史や文化に触れることができる観光スポットです。

長間浜

来間島の北西に位置する長間浜は、真っ白な砂浜と来間ブルーが美しい海が特徴的なビーチです。海の透明度は非常に高く、人の少ないビーチでのんびりと過ごすことができます。

カクレクマノミの聖地でもあるため、シュノーケリングにもオススメです。人が少ないので、美しい海を独り占めすることができますよ。ただし、トイレやシャワーなどの施設はないので注意しましょう。

来間島随一のサンセットスポットとしても知られており、海に沈む夕日が見られるのも魅力のひとつです。

ムスヌン浜

長間浜の南にあるムスヌン浜は、長間浜よりもプライベートな雰囲気漂うビーチです。案内板や看板はなく集落と畑の間にひっそりと佇むビーチのため、観光客がほとんどいないのが特徴です。

岩場が多く波が強いため、海水浴やシュノーケリングには向いていません。しかし、長間浜と同じくサンセットのスポットでもあるため、秘境感満載の場所でゆったりと夕日が沈むのを眺めることができます。

楽園の果実

楽園の果実は、宮古島の農家産が直営するレストランです。宮古島名産であるマンゴーやドラゴンフルーツ、メロンなどを使ったさまざまなスイーツを味わえます。

収穫時期に合わせてメニューが変わるため、旅行の時期に合わせてさまざまなメニューが楽しめるのも魅力のひとつです。

AOSORA PARLOR

小さなコンテナを改装し作られたAOSORA PARLORは、フルーツを使ったスムージーや添加物不使用の宮古島の伝統揚げ菓子・サタパンビンが味わえるカフェです。外観も内装もおしゃれで、ついつい写真を撮りたくなってしまいますよ。

来間大橋を渡ってすぐの場所にあるので、ドライブの休憩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

宮古島の離島のひとつ・来間島は、のどかな自然が残る小さな島です。穴場のビーチも多く、人混みを避けて宮古島観光を楽しみたい人にはとくにオススメの場所だといえます。宮古島の繁華街である平良市街地から車を使うと約24分で行けるので、宮古島観光の際に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

今回紹介した観光スポットなど来間島巡りには、車の利用が不可欠です。宮古島周辺のレンタカーには、宮古島観光を全力で応援するパニパニレンタカーをご利用ください。旅行に必須の装備を完備しており、安心して宮古島旅行を楽しめます。