離島
2023年06月21日

下地島の魅力スポット5選!ほかの島とは違った魅力や楽しみ方を徹底解説


宮古島は、年間40万人以上もの観光客が訪れる沖縄屈指のリゾートアイランドです。そんな宮古島には本島以外に7つの離島があり、それぞれの島が宮古島本島とは一味違った魅力をもっています。今回紹介するのは、離島のひとつである下地島です。

宮古島本島と伊良部大橋でつながれている下地島は、陸路で行くことができる島です。今回は下地島の魅力やオススメスポット、楽しみ方を紹介するので、宮古島観光の予定がある人はぜひ参考にしてください。

下地島とは

下地島とは、同じく宮古島の離島である伊良部島の西側に隣接している島です。伊良部島とは水路で隔てられ、小さな橋を通って行くことができます。サンゴ礁が隆起してできた下地島は、標高のアップダウンが少なく平坦な島です。そのため海の中に土砂などの不純物が流れることが少なく、日本でもかなりトップクラスに透明度が高い海を見ることができます。

<下地島の基本情報>

面積 32.03km
人口 約95人

下地島への行き方

下地島への行き方は、宮古島本島から伊良部大橋を通って陸路でアクセスするか、飛行機を使って空路でアクセスするかの2択です。陸路の場合、車を使うと宮古空港から約28分で行くことができます。宮古島唯一の公共交通機関である路線バスでも、下地島空港までならアクセス可能です。ただし、下地島空港まで行くバスの便は2時間に1本程度しかなく、アクセスにはレンタカーがオススメです。

空路の場合、本州から下地島空港まで飛行機でアクセスできます。2023年4月現在の就航便は、成田・羽田・神戸・福岡・那覇の5便です。すべてLCC便のため、利用する人も多いのではないでしょうか。空港からは6つの目的地に行けるエアポートライナーが運行しているため、タイミングが合えば利用することもできます。

下地島の魅力

宮古島の離島である下地島は、以下の魅力が詰まった場所です。

  • 旅行に便利なLCCが発着する空港
  • 手つかずの自然の多さ
  • 世界中のダイバーを魅了する珍しい地形

旅行に便利なLCCが発着する空港

下地島にある下地島空港は、2019年に開業されました。本州との間をLCC便でつないでおり、さらに多くの観光客が訪れるきっかけを作ったともいえます。

宮古島には本島に宮古空港がありますが、2023年4月現在ではJALとANAしか運行していません。そのため、航空券の高さから宮古島に来ることを躊躇していた人も多いでしょう。2022年はおよそ35万人の人が下地島空港を利用しており、さらなる増加が期待できます。

手つかずの自然の多さ

今は便利な下地島ですが、伊良部大橋が開通される2015年までは宮古島から陸路で行くことしかできませんでした。そのため宮古島本島と比べると開発が進んでおらず、海や植物など手つかずの自然を感じられるスポットが多いのも魅力のひとつです。

島の周りを囲む海岸沿いには、まだ名前がつけられていないようなビーチも数多くあり、お気に入りの場所を探索するのも楽しいでしょう。下地島周辺の海にはサンゴ礁も多いため、知られていないシュノーケリングスポットを発見できるかもしれません。

世界中のダイバーを魅了する珍しい地形

サンゴ礁が隆起してできた下地島は、隆起や海流によって洞窟のような珍しい地形が数多くあります。宮古島で最も有名な「魔王の宮殿」と呼ばれるスポットや、無数の穴が重なるスポットなどたくさんのダイビングスポットがあるので、国内外からたくさんのダイバーが訪れます。

下地島のオススメスポット5選

そんな魅力たっぷりの下地島で、とくにオススメの観光スポットは以下の5つです。

  • 17END
  • 中の島海岸
  • 35END
  • 通り池
  • 帯石

17END

17ENDは、真っ白な砂浜と青い海のコントラストが美しいビーチです。下地島空港の真裏にあり、飛行機の離発着を間近で見られる場所としても知られています。遠浅の海なので、沖に行くにつれブルーが濃くなる海のグラデーションが見られるのも魅力です。タイミングが合えば、干潮時にだけ現れる幻のビーチを見られるかもしれません。

中の島海岸

中の島海岸は、宮古島の中でも屈指のシュノーケリングスポットです。カラフルなサンゴやたくさんの種類の魚たちに出会うことができ、運が良ければ生息しているカクレクマノミを見つけられるかもしれません。比較的波が穏やかな場所なので、子ども連れの家族や泳ぎが得意ではない人でも安心して楽しめます。シュノーケリングセットがレンタルできるのも、嬉しいポイントです。

35END

下地島で有名な17ENDから車で約5分南に下った場所にあるのが、35ENDです。35ENDはトイレや売店など、施設は何もない手つかずのビーチです。下地島空港の滑走路の南側にあるので、17ENDと同じく飛行機の離発着を間近で見ることができます。海の色は17ENDより劣りますが、人が少ないビーチでのんびり遊びたい人にはうってつけの場所です。

通り池

通り池は、国指定の天然記念物に指定されている絶景スポットです。ターコイズブルーの池が双子のように2つ並び、時間や水温によって水の色が変化し神秘的なグラデーションを見ることができます。下地島の神聖なパワースポットとしても名高く、人魚伝説などの数々の伝説も残されています。

帯石

帯石は、通り池と同じく下地島のパワースポットとして知られる場所です。300年ほど前に起きた津波によって打ち上げられた巨石であり、大漁祈願や航海安全を祈る対象とされていました。圧倒的な存在感を放つ巨大な石を、ぜひ一度目に焼き付けてください。

下地島での楽しみ方

下地島を存分に満喫したいのなら、3つの楽しみ方を体験してみましょう。ますます下地島の魅力に惹かれるかもしれません。

  • シュノーケリング
  • スキューバダイビング
  • パワースポット巡り

シュノーケリング

下地島は、宮古島の中でも随一の海の透明度の高さを誇る場所です。中の島海岸はビーチのすぐ近くに豊富なサンゴ礁があるため、気軽に美しい海の世界を体験できます。ただしシュノーケリングは気をつけないと危険にさらされることもあるため、体調や天候に十分に注意して行いましょう。ツアーに参加せずにシュノーケリングを楽しむ合は、必ず2人以上で行ってください。

スキューバダイビング

せっかく下地島に来たのなら、多くのダイバーたちを魅了するスキューバダイビングを体験してみましょう。珍しい地形のエリアは初心者では難しいですが、初心者でも楽しめるスポットも多くあります。ライセンスがなくても12mまでは潜ることができるため、一度海の世界を体験してみてはいかがでしょうか。

パワースポット巡り

今回紹介した通り池と帯石は、宮古島でも屈指のパワースポットです。下地島に隣接している伊良部島にもさまざまなパワースポットがあるので、2つの島でパワースポット巡りをしてみるのもオススメです。宮古島の多くのパワースポットは景色が美しい場所でもあるので、数々の絶景も楽しめますよ。

まとめ

宮古島の離島のひとつである下地島は、手つかずの自然が残る海が美しい場所です。宮古島本島から車で行くことができ、空港もあるので本州からダイレクトで来ることもできます。宮古島とは一味違った魅力があるので、宮古島に訪れる際はぜひ下地島にも足を伸ばしてみてください。

下地島は小さな島ですが、観光するには車の利用が便利です。宮古島周辺のレンタカーには、宮古島観光を全力で応援するパニパニレンタカーをご利用ください。下地島空港への送迎サービスもあるため、旅の時間をロスすることなく観光が楽しめます。