気候
2023年10月03日

宮古島は11月に行っても楽しめる?魅力やオススメの過ごし方を解説!

沖縄の離島である宮古島は、毎年多くの観光客が訪れる人気のリゾートアイランドです。日本の南の島である宮古島は、夏しか楽しめないとと考える人は多いのではないでしょうか。実は、11月も宮古島の魅力を存分に感じることができるんです。

今回は、11月の宮古島の特徴や魅力、オススメの過ごし方や開催されるイベントについて紹介します。宮古島旅行の時期を悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

11月の宮古島の特徴

11月といえば、冬に近づいていく肌寒さを感じる時期というイメージを持つ人がほとんどですよね。しかし、宮古島の11月の気候は本州とまったく異なります。宮古島に旅行する前に、11月の気候や服装を知っておきましょう。

天気・気温・水温

11月の宮古島の天気・気温・水温は以下のとおりです。今回は、気象庁が発表している過去のデータを参考にしています。

<11月の宮古島の降水量・日照時間>

降水量 139.8mm
日照時間  112.3時間

ほかの月と比較すると、11月の宮古島の降水量は4番目に少ないです。天候が安定しているため、どんな過ごし方を選んでも天気に振り回されることは少ないでしょう。降水量は少ないですが、日照時間はそこまで多くはありません。つまり11月の宮古島は、曇りの日が多いということがわかります。

<11月の宮古島の気温>

宮古島 東京
平均気温 23.1℃ 12.5℃
最高気温 25.3℃ 16.7℃
最低気温 21.3℃  8.8℃

本州の11月は1日の気温差が激しくなりがちですが、宮古島は最高気温と最低気温の差が少なく、1日中過ごしやすい気温なのが特徴です。東京と比べると最低気温は12.5℃も異なり、宮古島では長袖一枚でも心地よく過ごすことができます。

<11月の宮古島の水温>

宮古島 沖縄本島 東京
約25.5〜26.5℃ 約25〜26.5℃ 約20〜22℃

東京と比べると、水温は4.5〜5.5℃も異なります。水温が25℃を超えると水着でも肌寒さを感じないといわれているため、宮古島では11月でも海水浴を楽しむことができますよ。

オススメの服装

11月の宮古島の平均気温は23℃のため、日中は半袖や薄手の長袖でも問題ありません。しかし、12月に近づくにつれ少しずつ肌寒く感じる日が増えるため、羽織りものが1枚あると安心です。足元はサンダルだけだと、朝・夜は少し冷えてしまうかもしれません。

11月の宮古島観光の魅力

11月の宮古島のビーチ

11月の宮古島観光が魅力的な理由には、以下の3つが挙げられます。

  • 海水浴が楽しめる
  • 暑すぎず寒すぎない
  • 混雑がほとんどない

それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

海水浴が楽しめる

本州だと、11月で海水浴を楽しめるところはほとんどないですよね。しかし、水温が25℃を超える宮古島では11月でも海水浴を楽しむことができるんです。「もうすぐ冬だけど海に入って楽しみたい…」という人は、ぜひ宮古島にお越しください。

暑すぎず寒すぎない

南の島である宮古島は夏には強烈な日差しが降り注ぐため、長時間外にいるとすぐに真っ黒になってしまいます。外の観光名所巡りも、「暑いから早く室内に入りたい…」と思う人も多いでしょう。しかし11月の宮古島は最高気温でも25℃のため、暑すぎるということはありません。本州とは違い冬の始まりの肌寒さもほとんどないため、外でも心地よく過ごすことができます。

混雑がほとんどない

宮古島は、春休みがある3月から穴場シーズンとして人気の10月までは多くの観光客で賑わっています。しかし、11月に入ると観光客が少なくなり、人気の観光スポットも混むことはほとんどありません。ハイシーズンでは行列ができる人気の飲食店も、並ばずに入れる可能性が高いです。

11月の宮古島観光にオススメの楽しみ方

宮古島で飼育されている馬

天候が安定している11月の宮古島では、とくに5つの楽しみ方がオススメです。

  • シュノーケリング
  • スキューバダイビング
  • シーカヤック
  • 乗馬体験
  • パワースポット巡り

シュノーケリング

宮古ブルーの海を手軽に味わうには、シュノーケリングがオススメです。水面を泳いで海の中を観察するシュノーケリングは、海の透明度が高い宮古島だと遠くの景色まできれいに見ることができますよ。

宮古島は島全体がシュノーケリングポイントですが、とくにオススメの場所が日本最大級のサンゴ礁がある八重干瀬(やびじ)です。ハイシーズンの夏場は八重干瀬(やびじ)のシュノーケリングツアーは多くの人で賑わいますが、観光客が落ち着いた11月は贅沢に独り占めできるかもしれません。

スキューバダイビング

シュノーケリングよりも宮古島の海を全身で体感したい人には、スキューバダイビングがオススメです。実は宮古島は、その地形の珍しさから世界中のダイバーを魅了するダイビングスポットなんです。ライセンスがなくてもインストラクターと一緒に12mの深さの海に潜ることができ、シュノーケリングよりも近くでサンゴ礁や魚を観察することができますよ。

シーカヤック

シーカヤックは、カヤックに乗って海の上を探検するアクティビティです。マリンアクティビティが盛んな宮古島ですが、直射日光を浴びる海の上のアクティビティは、真夏よりも11月の方がオススメです。過ごしやすい気候の中、 宮古島の風を全身に浴びながら心地よくシーカヤックを楽しめます。

サンセットサップ

雨が少ない11月の宮古島は、空気が澄んでいるためきれいな夕焼けを見ることができます。サンセットサップは、そんな夕焼けを見ながらボートの上に立ってパドルを漕ぐサップをするアクティビティです。宮古島の海は透明度が高いため、海に映る夕日もきれいに見ることができます。人も少なく、静かな海の上で贅沢な時間を過ごすことができますよ。

パワースポット巡り

宮古島にはさまざまなパワースポットが点在しており、パワースポットを目当てに宮古島に訪れる人もいるほどです。宮古島のほとんどのパワースポットは屋外にある自然のものなので、夏にパワースポットを巡るのは暑さと日差しに疲れてしまうかもしれません。

しかし、宮古島の11月は暑すぎず寒すぎない穏やかな気候のため、暑さに疲れることなくたくさんのパワースポットを巡ることができます。雨も少ないので、天候の変化に振り回されることもほとんどありません。

11月の宮古島で開催されるイベント

11月の宮古島の海

旅行の楽しみのひとつが、地域の文化を肌で感じられるイベントですよね。11月に宮古島で開催されるイベントには、以下の3つが挙げられます。

  • ケイチャーフェスティバル
  • 17ENDハーフマラソン
  • KAZE JETSKI Enjoy耐久レース in 宮古島

クイチャーフェスティバル

「クイチャー」とは、性別や年齢問わず誰でも踊ることができる宮古島を代表する集団舞踊です。大勢で円陣を組み手拍子をしながら踊るクイチャーは、豊穣を願う民衆の祈りとして生まれました。宮古島にはさまざまな集落でクイチャーが踊られ、クイチャーフェスティバルではさまざまなクイチャーを鑑賞することができます。

17ENDハーフマラソン

下地空港の真裏に位置する17ENDは、景観スポットやビーチとして人気が高い場所です。17ENDハーフマラソンは、そんな17ENDがコースに含まれるハーフマラソンです。コースは距離によって3つにわかれ、最短2kmから参加することができます。美しい自然を見ながら、地元の人と一緒に宮古島を走ってみてはいかがでしょうか。

KAZE JETSKI Enjoy耐久レース in 宮古島

KAZE JETSKI耐久イベントとは、決められた時間内でコースの周回数を競うジェットスキーの競技イベントです。全国のさまざまな場所で開催されており、宮古島では毎年11月の下旬に開催されています。美しい宮古ブルーの海をジェットスキーが駆け抜ける景色は、一見の価値ありです。

まとめ

11月といえば本州では肌寒い日が続きますが、宮古島では海水浴が楽しめるくらい暖かい月です。雨の日も少なく観光客も少ないため、思い思いの過ごし方ができるオススメの時期だといえます。海の中に入るアクティビティはもちろん、日差しが和らぐため島全体を巡る楽しみ方にも向いています。


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