伊良部島のシュノーケリングは中の島ビーチで!魅力や観光時の注意点は?
宮古島は、年間40万人以上の観光客が訪れる人気のリゾート観光地です。宮古島一番の魅力は青く美しい海であり、海水浴やマリンアクティビティを目的に宮古島へ訪れる人も少なくありません。宮古島や周辺の離島にはさまざまなビーチが点在しており、それぞれのビーチは違った個性をもっています。
今回紹介するのは、宮古島の離島・下地島にある中の島ビーチです。「天然の水族館」とも称される、中の島ビーチの基本情報や魅力、観光の際の注意点や周辺のオススメ観光スポットについて紹介します。
Contents
中の島ビーチの基本情報
中の島ビーチは、下地島の西側に位置する海岸です。地元の人からは、家の屋根をふく芽を意味する「カヤッファ」とも呼ばれています。
中の島ビーチは下地島と隣接する伊良部島の中では屈指のシュノーケリングスポットで、カクレクマノミの生息地でもあります。
<基本情報>
住所 | 沖縄県宮古島市伊良部 |
---|---|
アクセス | 宮古空港から車で約30分 下地島空港から車で約8分 |
設備 | なし |
使用料 | 無料 |
駐車場 | なし |
設備はとくにありませんが、ハイシーズンにはシュノーケリングセットがレンタルできる露天が出ることが多いです。心配な人は、海遊びアイテムを持参していきましょう。
中の島ビーチの魅力
宮古島屈指のシュノーケリングスポットとしても知られる中の島ビーチには、以下のような魅力があります。
- ビーチからシュノーケリングを楽しめる
- 天然の水族館と称されるほどの魚の多さ
- 宮古島随一の海の透明度
- 初心者・上級者どちらでも楽しめる
- シュノーケリングセットがレンタルできる
ビーチからシュノーケリングを楽しめる
サンゴ礁がたくさんあっても、浜辺から離れていたらツアーに参加してボートで行かなければいけません。しかし、中の島ビーチは浜辺にもたくさんのサンゴが生息しているため、ビーチエントリーでも美しい海の世界を楽しめます。
「シュノーケリングをしたいけどツアーの参加するのはちょっと…」という人は、中の島ビーチでシュノーケリングをはじめてみましょう。
天然の水族館と称されるほどの魚の多さ
中の島ビーチの魅力は、色とりどりの豊富な魚たちを間近で見られることです。その光景は天然の水族館とも称されるほどで、宮古島でも同じ景色を見られる場所は少ないでしょう。
カクレクマノミの生息地としても知られ、日本に6種類いるクマノミの4種類を見ることができます。
宮古島随一の海の透明度
せっかくサンゴや魚が多くても、海の透明度が悪いと見ることができませんよね。
しかし、中の島ビーチは高い場所がなく平坦である下地島にあるため、海に土砂などの不純物が流れることがほとんどありません。そのため、宮古島随一の透明度を誇っているのです。
海に入らずとも、海の上からでも魚やサンゴを見ることができますよ。
初心者・上級者どちらでも楽しめる
中の島ビーチは入り江のような形をしており、初心者は浅瀬でシュノーケリングを楽しむことができます。上級者は、少し深い場所に行ってシュノーケリングを楽しみましょう。
ただし、中の島ビーチの沖はかなり深い場所もあり、地形も複雑です。深い場所でシュノーケリングをする場合は、十分に注意しましょう。
シュノーケリングセットがレンタルできる
中の島ビーチには、ハイシーズンになるとシュノーケリングマスクやフィン、ベストなどが借りられる露店が出ることが多いです。そのため、手ぶらであっても気軽にシュノーケリングを楽しむことができます。
ただし、露天は中の島ビーチの管轄ではないため毎回いるとは限りません。不安な人は、シュノーケリングアイテムを持参しておくのがオススメです。
中の島ビーチを観光する際の注意点
宮古島随一のシュノーケリングスポットでもある中の島ビーチですが、中の島ビーチに訪れる際は以下のポイントに注意しましょう。
- マリンシューズを持参する
- トイレやシャワー施設はない
- サンゴには触らない
- 海の危険生物に気をつける
- 海水浴は自己責任で
マリンシューズを持参する
中の島ビーチの砂浜には、サンゴの欠片が落ちていたり石が転がっていたりします。浜辺には岩場が多いため、ビーチサンダルだと滑ってしまうかもしれません。
海遊びをする際はビーチサンダルではなく、マリンシューズを持参するのがオススメです。裸足で歩くと足の裏をケガしてしまうこともあるので、十分に注意しましょう。
トイレやシャワー施設はない
人気の高い中の島ビーチですが、トイレやシャワー施設はありません。中の島ビーチで遊ぶ予定の人は、宿泊先で事前に着替えておく必要があります。
どうしてもトイレに行きたい場合は、車で約3分の場所にある通り池のトイレが利用できますが、ビーチのトイレではないため砂の汚れなどに十分注意しましょう。
サンゴには触らない
サンゴは非常にデリケートな生き物であり、少し触るだけですぐに弱ってしまいます。
シュノーケリングで思わぬ方向に進んでしまうと、つい目の前のサンゴをつかんだり足元のサンゴを足場にしたりしたくなりますが、サンゴを守るためにも、絶対に避けましょう。
海の危険生物に気をつける
海にはたくさんの生き物が生息していますが、なかには危険な生き物も生息しています。宮古島の海にはハブクラゲと呼ばれる毒をもつクラゲがいて、刺されると激痛を感じみみずばれのような跡になってしまいます。
シュノーケリング中はむやみに生き物には触らず、できるだけラッシュガードやレギンスなどを着用して肌の露出を減らしましょう。
海水浴は自己責任で
中の島ビーチには監視員がいないため、水難事故には自分自信で気をつけなければいけません。比較的穏やかな中の島ビーチですが天候によっては荒れることもあるので、荒天のときは海に入らないようにしましょう。
体調が悪いと思いがけない事故が起こることもあるため、体調管理も大切です。
中の島ビーチ周辺のオススメスポット3選
せっかく下地島の中の島ビーチに訪れたのなら、周辺の観光スポットにも足を伸ばしてみませんか。
中の島ビーチ周辺には、下地島・伊良部島の自然や文化を感じられるスポットがいくつかあります。とくにオススメの場所は、以下の3つです。
- 17END
- 通り池
- 伊良部そば・かめ
17END
17ENDは、中の島ビーチから車で約4分北上したところにあるビーチです。中の島ビーチとは違いシュノーケリング向きではありませんが、真っ白な遠浅の砂浜と美しいブルーのグラデーションの海が織りなす絶景を見ることができます。
下地島の真裏にあるので、飛行機の離発着を目にすることもできますよ。
通り池
中の島ビーチから車で約3分の場所にある通り池は、国の天然記念物に指定されている絶景スポットです。美しいターコイズブルーの海が2つ並び、時間や水温によって水の色が絶妙に変化する神秘的な光景を目にすることができます。
伊良部そば・かめ
中の島ビーチのシュノーケリングでお腹が空いたら、伊良部島の名物を味わいましょう。伊良部そば・かめは、伊良部島名物である伊良部そばが味わえるお店です。
伊良部島名産のなまり節を使い、宮古そばよりもあっさりとした出汁が特徴です。軟骨ソーキやゆし豆腐など、具沢山の伊良部そばを堪能しましょう。
まとめ
中の島ビーチは、宮古島の離島・下地島にあるシュノーケリングスポットとして知られるビーチです。天然の水族館と称されるほどサンゴや魚の数が多く、透明度が高いので海の中でたくさんの生き物に出会うことができます。ただし、中の島ビーチには監視員がおらず、トイレやシャワーなどの設備もありません。シュノーケリングをおこなうときは、万全の注意を払いましょう。
中の島ビーチへは、車でアクセスするのがオススメです。宮古島のレンタカーには、宮古島観光を全力で応援するパニパニレンタカーをご利用ください。宮古空港だけでなく、下地空港への送迎サービスもおこなっています。