気候
2024年02月27日

宮古島の天気予報は当たらないって本当?雨予報の日の楽しみ方もご紹介

宮古島観光が1週間後~数日後まで迫ってくると、現地の天気予報が気になるでしょう。ビーチに出て遊んだり、SUPやカヌーなどのアクティビティを楽しんだりしたい人にとって、旅行当日は何としてでも晴れてほしいものです。

しかし、宮古島の天気を調べてみると「天気予報は当たらない」「天気予報は当てにならない」といった内容のブログも見つかります。それでは、なぜ宮古島の天気予報は当たらないと言われるのでしょうか。今回は、その理由について触れたのち、宮古島における雨予報の日の楽しみ方もご紹介します。

宮古島の天気予報が当たらないと言われる理由とは

沖縄の雲

宮古島は、天気予報が当たらない、当たりにくいと言われることが多い地域です。その理由として考えられることを3つご紹介します。

<宮古島の天気予報が当たらないと言われる理由>

  • そのほかの地域と比較して観測所が少ない
  • 周囲が海に囲まれているため雨雲が発生しやすい
  • 風の影響を受けやすく雨雲がすぐに流れて行く

そのほかの地域と比較して観測所が少ない

天気予報は、日本全国の1,300箇所に設置された「アメダス」が観測した気象データをもとにつくられています。宮古島にもアメダスはあるものの、そのほかの地域と比較して周辺の観測所が少ないです。近隣には、石垣島と多良間島の2箇所にしかアメダスが設置されていません。

また、スマホアプリなどで見られる「雨雲レーダー」は、気象レーダーのデータをもとにつくられています。ところが、宮古島には気象レーダーが設置されていません。このように、天気予報に必要なデータを十分に収集できないことが、宮古島の天気予報が当たらない原因です。

周囲が海に囲まれているため雨雲が発生しやすい

宮古島は、周辺が海に囲まれているため、海上で発生した雨雲の影響を受けやすい環境です。1年を通して暖かいことは宮古島の魅力ですが、そのせいでたくさんの水蒸気が発生します。これが原因で天気が変わりやすく、「晴れ予報だったのに急に雨が降ってきた」というケースも多々見られます。

風の影響を受けやすく雨雲がすぐに流れて行く

宮古島には大きな山がないため、風の影響を受けやすく、発生した雨雲はほかの地域へとすぐに流れて行きます。そのため、突然ザーっと雨が降ってきて、5分も経たないうちに晴れ間が戻ってきたという現象が起こりやすいです。

宮古島観光の当日が雨予報でも大丈夫!雨の日も宮古島を楽しむ6つの方法

沖縄のシーサー

せっかくの宮古島観光の当日に雨予報が出ると、がっかりしてしまうかもしれません。しかし、宮古島には、雨の日も楽しめる観光スポットがたくさんあります。ここからは、雨の日も宮古島を楽しむ方法を6つご紹介します。

<雨の日も宮古島を楽しむ6つの方法>

  • シュノーケリングでウミガメと一緒に泳ぐ
  • ジャングルナイトツアーで宮古島ならではの動物たちと触れ合う
  • おしゃれなカフェ巡りを楽しむ
  • シーサーづくりにチャレンジする
  • 雪塩ミュージアムで観光する
  • 開き直って予定どおりに行動する

シュノーケリングでウミガメと一緒に泳ぐ

シュノーケリングなら、海に潜っているときに雨が降っていても、何ら影響を受けません。それどころか、雨によって水温が下がり、夏場は快適にシュノーケリングを楽しめるようになります。宮古島では、高確率でウミガメに遭遇できるため、まるで天然の水族館にいるような感覚でアクティビティを満喫できます。

ジャングルナイトツアーで宮古島ならではの動物たちと触れ合う

宮古島には、雨の日に活発になる夜行性の生物も多くいます。たとえば「ヤシガニ」は湿気を好むため、晴れている日よりも、雨の日のほうが遭遇しやすいです。天気予報が変わって晴れ間が見えてくると、満天の星を眺めながら探検できます。

おしゃれなカフェ巡りを楽しむ

宮古島には、おしゃれなカフェがたくさんあります。地元の名産の宮古牛や島野菜を使った料理を提供するカフェレストランもあり、天気予報が当たらなくても食事を楽しむことが可能です。宮古島の天気は変わりやすいため、カフェでひと息ついている間に晴れるかもしれません。

宮古島のグルメ情報は以下のページで詳しく紹介しているので、あわせて確認してみてください。

シーサーづくりにチャレンジする

少し変わった体験で宮古島の思い出づくりをしたいなら、シーサーづくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。宮古島にもシーサーづくり体験ができるお店があり、素人でも1~2時間程度で手作りのシーサーが完成します。シーサーづくりは店内で楽しめるため、雨が降っても問題ありません。

雪塩ミュージアムで観光する

宮古島名物のひとつ「雪塩」を製造する雪塩製塩所には、屋内型の「雪塩ミュージアム」が併設されています。予約不要でふらっと立ち寄れるため、晴れ予報だった天気予報が当たらず、雨が降ってしまったときにぴったりです。お土産も購入できて、一石二鳥でしょう。

【雪塩ミュージアムの概要】

住所 沖縄県宮古島市平良狩俣191
駐車場 10台
電話番号 0980-72-5667

開き直って予定どおりに行動する

宮古島の天気予報は当たりにくいので、雨予報や雨が降っている日でも、少し待つと晴れるかもしれません。レンタカーを使って雨に濡れずに現地まで向かい、予定どおりに行動するのもひとつの手です。雨が降りやまなかった場合は、カフェ巡りやシーサーづくりなどに予定を変更するとよいでしょう。

宮古島の天気予報で晴れやすいのはいつ?

年間カレンダー

ここまでは、宮古島の天気予報が当たらない理由や、雨の日の観光の楽しみ方をご紹介しました。それでは、宮古島で雨を避けやすいタイミングはいつなのでしょうか。

<宮古島の天気予報で晴れやすいのはいつ?>

  • 降水量が少ないのは11月~4月
  • 台風が接近しにくいのは1月~4月

降水量が少ないのは11月~4月

宮古島の年間平均降水量は、207.6mmです。このうち、平均降水量が150mmを切るのは、11月~4月までの6ヶ月間となります。反対に、5月・8月・9月は梅雨・雨季にあたり、雨が降りやすい季節です。

晴れやすいシーズンを選んで宮古島を観光したい場合は、冬~春にかけての6ヶ月間を選びましょう。宮古島のベストシーズンについては、以下の記事で詳しく解説しています。

台風が接近しにくいのは1月~4月

宮古島は台風の通り道になりやすく、とくに8月は平均して2個以上の台風が接近します。例年のデータでは、1月~3月の3ヶ月間は台風が発生していません。4月も台風の発生率は極めて低いため、台風を避けたい場合は1月~4月に宮古島を観光しましょう。

なお、台風に関する詳細は以下の記事で解説しています。

まとめ

宮古島には気象を観測する施設が少なく、地形の影響により天気が変わりやすいため、天気予報が当たらない・当たりにくいとされています。しかし、天気予報を気にせずに遊べる場所やアクティビティも多いので、過度に天気予報を気にする必要はありません。

雨が降ったとしても、レンタカーを利用すれば宮古島を自由に移動でき、臨機応変な遊び方もできます。PaniPaniレンタカーでは、宮古空港・下地島空港への無料送迎サービスも実施中です。空港から雨に濡れずに店舗まで移動できるため、宮古島を観光される際は安心して当社をご予約ください。