気候
2023年08月22日

宮古島のベストシーズンはいつ?目的に合わせて最適な時期を選ぼう!

美しい海と豊かな自然が魅力の宮古島は、毎年国内外から多くの観光客が集まる人気のリゾートアイランドです。宮古島旅行を考えている人にとって、気になるのが宮古島を観光するベストシーズンではないでしょうか。

今回は、宮古島のベストシーズンを目的別に紹介します。シーズンごとの特徴や宮古島の天気についても紹介するので、宮古島へ旅行するタイミングを迷っている人はぜひ参考にしてください。

宮古島の年間の気候を知っておこう!

宮古島のベストシーズンを知るためにも、気候の特徴を季節ごとに把握しておきましょう。宮古島は沖縄本島よりもさらに300km南西にある島なので、本州とは気候が大きく異なります。

春(3月・4月)の宮古島は、平均気温20度~21度、最低気温も18度~20度と過ごしやすい気候です。梅雨に入る前なので、天候を気にせずに過ごせる季節です。

また、春の宮古島は台風もここ20年で1度しか来ていないことから、アクティビティや観光が暴風雨によって中止される心配も、ほぼありません。

梅雨

梅雨(5月・6月)の宮古島は平均気温25度~27度、最低気温23度~25度と、夏に近い気候です。ただし、春に比べて台風の接近回数が多いので、日によってはアクティビティが中止になる可能性があります。

梅雨といっても降水量は本州の梅雨よりは少なく、雨も長期間降らずにサッと降ってサッと上がるというのが宮古島の特徴なので、台風が来なければ、問題なくアクティビティを楽しめるでしょう。

夏(7月・8月)の宮古島は平均気温28度、最高気温31度と夏真っ盛りです。ただし、宮古島は背の高い建物がなく、風が島の熱気を吹き飛ばしてくれるため、気温の割に過ごしやすい気候です。

しかし、夏の宮古島は台風の接近回数が1年でもっとも多いので、タイミングが悪いと予約していたアクティビティ体験がすべて中止になってしまう可能性があります。

秋(9月・10月・11月)の宮古島は平均気温23度~27度、最低気温21度~25度と、夏より暑さが落ち着くため過ごしやすいです。また、10月・11月は台風の接近回数が落ち着くので、アクティビティが暴風雨によって中止になるリスクも少ないでしょう。

さらに、秋は渡航費や旅費もピーク時より安くなり、観光客も少なくゆったり過ごせることから、お得にのんびり宮古島旅行を楽しめます。

冬(12月・11月・1月・2月)の宮古島は平均気温18度~20度、最低気温16度~18度と、真冬にも関わらずダウンやコートを羽織らず過ごせる心地いい気候です。本州ではこの時期に海で泳ぐことは考えられませんが、宮古島は冬でも海水の平均温度が22~23度を下回ることはないので、ウエットスーツを着用すればダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティを楽しめます。

ただし、ビーチによっては解放されていないところもあるため、冬に宮古島へ行く際は、泳げるビーチを事前に把握しておくとよいでしょう。

宮古島のシーズンごとの特徴

宮古島の夕日

宮古島旅行を考えている人の中には、タイミングが合わずベストシーズンに行けない人もいるかもしれません。ここからはシーズンごとの特徴とメリットを紹介するので、それぞれを参考にしながら自分なりのプランを立ててみてください。

春(3〜5月)の宮古島の特徴

宮古島の春は平均気温が20℃を超え、日中は半袖一枚でも問題なく過ごせます。4月からは海開きも始まるため、気持ち良い気温で海水浴やマリンアクティビティを楽しめるでしょう。観光名所や絶景ポイント巡りには、特におすすめの季節です。

夏(6〜8月)の宮古島の特徴

宮古島のハイシーズンでもある夏は、海水浴やマリンアクティビティにうってつけの季節です。宮古島らしさを存分に味わうには、夏がベストシーズンだと言えます。日差しが強いので、熱中症や紫外線対策は徹底しましょう。

秋(9〜11月)の宮古島の特徴

まだまだ暑さが残る宮古島の秋は、本州とは違い寒さを感じることなく海水浴を楽しめます。台風シーズンが終わる10月以降は雨も少ないため、観光しやすい時期です。夏をまだまだ楽しみたい人は、秋の宮古島観光がおすすめです。

冬(12〜2月)におすすめの宮古島の過ごし方

宮古島の冬は本州よりも暖かく、一番寒い1月でも平均気温は18.3℃あります。そのため、本州の寒さから逃げ出したい人には特におすすめです。冬は宮古島のオフシーズンのため、航空券やホテルの価格が安いのも魅力の一つです。海に入らないシーカヤックやサップは、冬でも楽しめますよ。

目的別の宮古島のベストシーズン

宮古島のビーチを満喫する女性

宮古島のベストシーズンは、旅行の目的によって異なります。今回は、5つの目的に合わせたベストシーズンを紹介します。

  • 海水浴がしたい人のベストシーズン
  • マリンアクティビティがしたい人のベストシーズン
  • 宮古島グルメを楽しみたい人のベストシーズン
  • 絶景を見たい人のベストシーズン
  • 旅費を節約したい人のベストシーズン

海水浴がしたい人のベストシーズン

宮古島の海開きは4月上旬です。しかし4月上旬の水温は25℃以下と低く、水着だけで海水浴を楽しむのは肌寒さを感じてしまいます。水着だけで海水浴を楽しめる水温は25℃以上といわれており、宮古島で水温が25℃を超える日は基本的に5月以降です。

11月を過ぎると水温が25℃を下回るため、海水浴のベストシーズンは5〜11月となっています。本州と比べると気温の高い宮古島は、海水浴が楽しめる期間が非常に長いのも魅力の1つです。

マリンアクティビティがしたい人のベストシーズン

マリンアクティビティにはさまざまなものがありますが、シュノーケリングやダイビングなどの海に入るアクティビティは、海水浴と同じ5〜11月がベストシーズンです。ただし、79月の台風のシーズンは台風が接近する可能性が高くなります。海が荒れるとマリンアクティビティは中止になるため、万が一に備えてこの時期は避けるという人も少なくありません。

シーカヤックやサップなどの海の上で行うアクティビティのベストシーズンは、3月〜6月と10月〜12月です。7〜9月は30℃を超える日が続くため、太陽に照らされ続けるこれらのアクティビティには暑すぎるかもしれません。宮古島の風を心地よく感じるなら、真夏を避けるのがベターです。

宮古島グルメを楽しみたい人のベストシーズン

宮古そばや宮古牛などの宮古島グルメは年中食べられますが、旬のフルーツなどは時期が限られています。食材ごとのベストシーズンは以下のとおりです。

・もずく(4月)
・メロン(4〜5月)

・パッションフルーツ(5〜7月)
・パイナップル(7〜8月)
・マンゴー(6〜8月)
・ドラゴンフルーツ(7〜9月)

・シークワーサー(9〜12月)
・車海老(11〜3月)

・メロン(12〜2月)
・島らっきょう(12〜2月)

目的の宮古島グルメがある人は、このベストシーズンに合わせて観光するのがおすすめです。

絶景を見たい人のベストシーズン

宮古島ならではの美しい宮古ブルーは、晴れの日により輝きを放ちます。宮古島の豊かな自然が織りなす絶景が見たい人は、日照時間が100時間を超える311月がベストシーズンです。ただし、梅雨や台風で雨が降りやすい5〜9月を除くと、3・4・10・11月が特にベストシーズンといえるでしょう。宮古島にはさまざまな場所に絶景ポイントがあるので、一日使ってゆっくり絶景巡りをするのもおすすめです。

旅費を節約したい人のベストシーズン

宮古島に行きたいけど費用がちょっと…という人は、観光客が少ない102月がベストシーズンです。一般的にオフシーズンといわれているため、航空券やホテルの価格を節約できます。人が少ないのでのんびりと過ごすことができ、普段は行列ができるようなお店にも並ばずに入れる可能性があります。

宮古島で楽しめるマリンアクティビティのベストシーズン

マリンアクティビティ

宮古島へ旅行に行く人は、マリンアクティビティを目当てに訪れる人も多いのではないでしょうか。

宮古島は気温や海水温が通年高いので、1年中マリンアクティビティを楽しめます。ただし、シーズンごとにベストな体験があるため、宮古島の海を思う存分楽しみたい人は、旅行をする季節に合わせてアクティビティを選びましょう。

ここでは、季節ごとに宮古島で楽しめるマリンアクティビティを紹介します。

春がベストシーズンのマリンアクティビティ

夏本番まであと一歩の春は、本州より気温が暖かいものの、少し肌寒いときもあります。そこで、春にマリンアクティビティを楽しむなら、海の中に入らなくても宮古島の海を堪能できるSUP(サップ)がおすすめです。

サップはサーフボードより大きなボードに立ち、自分のペースでゆっくり海面を進んでいくアクティビティなので、春の心地よい風を感じながら、色とりどりの魚たちやサンゴ礁をのんびり眺められますよ。

夏がベストシーズンのマリンアクティビティ

気温も海水温も高い夏は、シュノーケリングのベストシーズンです。宮古島にはたくさんのサンゴ礁や熱帯魚が生息しているため、海に出れば幻想的な海の世界を体験できます。

また、夏はウミガメの遭遇率が高いシーズンでもあるので、夏にシュノーケリングを行えば、ウミガメと一緒に泳いだり写真を撮影したりできる可能性が高いです。

秋がベストシーズンのマリンアクティビティ

秋の宮古島は夏の暑さが少し落ち着いて過ごしやすくなっているものの、観光客がピークを過ぎて落ち着いているため、この時期はダイビングのベストシーズンです。

ダイビングは宮古島で通年人気のマリンンアクティビティですが、観光客のピークを過ぎた秋なら体験人数も落ち着いているので、のんびり楽しめるでしょう。

ちなみに、宮古島でダイビングを予約するのであれば、パンプキン鍾乳洞への探検ツアーがおすすめです。パンプキン鍾乳洞は海の中からしかたどり着けない鍾乳洞で、かぼちゃの形をした鍾乳洞から飛び込めば、願いが叶うと言われているスポットです。

ダイビングといえばサンゴ礁や魚たちとの触れ合いがメインと思われるかもしれませんが、宮古島にはこのように不思議なスポットがあるので、ぜひ体験してみてくださいね。

冬がベストシーズンのマリンアクティビティ

宮古島の冬は本州と違って気温も海水温も高いため、冬でも海に潜れますが、冬に海へ入るならウエットスーツが必須です。そのため、冬にはウエットスーツを着なくても気軽に宮古島の海を楽しめる、シーカヤックがおすすめです。

シーカヤックは体が水に濡れないので、泳ぎが苦手な人でも海に出てサンゴ礁や魚たちを眺められます。宮古島の海は透明度が高いため、水上からでも海の中を存分に楽しめるでしょう。

まとめ

宮古島のベストシーズンは、目的によってさまざまです。今回紹介したベストシーズンを参考に、最適なタイミングで宮古島旅行を楽しんでみてください。

ただし、宮古島は想像以上に広いにも関わらず、公共交通機関は路線バスしかないため、限られた期間で効率よく観光地を巡るためには車が欠かせません。

パニパニレンタカーでは、旅の出発地点にふさわしい非日常のエアストリーム空間で、旅のスタイルにあったさまざまな車種を多数ご用意してお待ちしています。レンタカーがあれば宮古島旅行がより楽しい思い出になりますので、ぜひ宮古島へお越しの際は、パニパニレンタカーまでお声がけください。