絶景スポット
2024年01月19日

宮古島の「青の洞窟」にはどうすれば行ける?体験できるアクティビティや注意点もご紹介

宮古島といえば美しい「宮古ブルー」が有名ですが、そんな美しい海をより神秘的に楽しめる場所が「青の洞窟」です。青の洞窟があるのは、宮古本島から北西に位置する「伊良部島」ですが、宮古島から伊良部島、そして青の洞窟にはどうすれば行けるのでしょうか。

今回は、青の洞窟にアクセスする方法や、青の洞窟で体験できるアクティビティ、そして青の洞窟を訪れる際の注意点をご紹介します。この記事を読むと、宮古島観光が何倍も楽しくなりますよ。

宮古島の「青の洞窟」にはレンタカーで行ける!

宮古島 青の洞窟とダイバー

青の洞窟がある場所は、宮古島本島のすぐ隣にある離島「伊良部島」です。

伊良部島には、宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」からレンタカーでアクセスできます。伊良部大橋は無料で渡れる橋としては日本最長の3,540mを誇り、宮古ブルーを眺めながらさわやかに走破できます。

青の洞窟は、海水の浸食によって長い年月をかけて岩が削られたことにより生まれました。人の手が一切加えられていない海蝕洞のひとつです。透き通った宮古ブルーの海水を太陽光が照らし、海底が反射することにより、真っ暗な洞窟内で海中が青く照らされるという神秘的な現象が起こります。

最寄りの佐良浜港からはボートや船で移動する

青の洞窟に陸から入ることはできません。海から洞窟に入る必要があるため、最寄りの佐良浜港からはボートや船に乗って移動します。

個人での入洞は禁じられていませんが、天候や気象条件によっては危険が伴うため、プロの誘導を受けて入洞してください

宮古島の「青の洞窟」で体験できるアクティビティ

宮古島 青の洞窟を泳ぐダイバー

宮古島にある青の洞窟は、眺めているだけでも大自然の神秘を感じられる場所です。しかし、以下のアクティビティを体験すると、青の洞窟をより一層楽しめます。

  • ①シュノーケリング
  • ②ダイビング
  • ③シーカヤック
  • ④グラスボート

①シュノーケリング

青の洞窟で定番のアクティビティといえばシュノーケリングです。神秘的な宮古ブルーに包まれながら洞窟体験ができ、運がよければ「ハタンポ」や「キンメモドキ」の大群にお出迎えされることもあります。

レクチャーや実習を行うツアーもあるので、シュノーケリング未経験の方も安心して申し込みましょう。

②ダイビング

ダイビングなら、シュノーケリングではたどり着けないほどの深い海を探索できます。水深2メートルから振り返ったときに見られる、太陽のようにキラキラと輝く洞窟の入り口は絶景そのもの。

海中での記念撮影を楽しみながら、海の生き物やサンゴ礁をすぐ近くで観察できます。

③シーカヤック

シーカヤックとは、パドルを使ってボートを漕ぎながら海の上を移動するアクティビティです。宮古島の海は透き通っているため、ボートの上からでも海底にあるサンゴ礁や熱帯魚の姿を眺められます。

潜るのが苦手な人でも楽しめるため、家族や友達と一緒にみんなで青の洞窟を楽しみたい方にもおすすめです。

④グラスボート

グラスボートは、ガラス張りになった床から宮古島の海を覗けるアクティビティです。

シーカヤックとの違いは、水に濡れる心配がなく、普段着のまま楽しめること。小さなお子さまを連れたご家族からも好評で、気軽にサンゴ礁や熱帯魚を眺めながら宮古島の海を楽しめます。

宮古島の「青の洞窟」で見られる生き物

カクレクマノミ

宮古島の「青の洞窟」では、サンゴ礁や熱帯魚以外にも珍しい海の生き物を見られる可能性があります。100%とはいえませんが、以下の生き物とは高い確率で巡り会えるでしょう。

  • ウミガメ
  • シマハギ
  • クマノミ

ウミガメ

宮古島周辺では、絶滅危惧種に指定されている「アオウミガメ」が泳いでいます。ウミガメに触れることは禁じられていますが、手を触れない範囲で記念撮影をすることは可能です。

ウミガメはゆっくり穏やかに泳いでいるため、泳ぐのが苦手な人でも、ウミガメと同じペースで宮古島を泳げますよ。

シマハギ

サンゴ礁のすぐ近くに生息する、黄色味を帯びた縦じま模様の魚です。シマハギは群れで移動することが多いため、青の洞窟付近では数十匹単位のシマハギと遭遇することも珍しくありません。

水族館では水槽の外からしか見られませんが、宮古島ではシマハギの仲間になったかのような気分で遊べます。

クマノミ

クマノミはスズメダイ科に分類される海水魚です。クマノミはイソギンチャクと共生していることが多く、カラフルなクマノミとのコントラストを間近で楽しめます

映画「ファインディング・ニモ」の主人公としても有名な魚なので、映画好きな人が見つけると幸せな気分になれるのではないでしょうか。

宮古島の「青の洞窟」を訪れる際の注意点

宮古島 青の洞窟のクラゲ

宮古島の青の洞窟は見とれてしまうほど美しい場所ですが、自然豊かなエリアであるだけに、いくつかの注意点も把握しておかなければなりません。とくに重要なポイントは以下の3点です。

  • クラゲに刺される可能性がある
  • 干潮のタイミングは青く輝いて見える範囲が狭い
  • 荒天時にダイビングやシュノーケリングはできない

上記の3点を細かく確認した上で、じゅうぶんな対策や準備をしてから青の洞窟に向かいましょう。

クラゲに刺される可能性がある

宮古島周辺には「ハブクラゲ」「カツオノエボシ」という毒性の強い2種類のクラゲが発生しています。クラゲの種類によって、刺されたときに有効な対処法が異なるため注意しましょう。

【宮古島で見られるクラゲの種類と刺されたときの対処法】

クラゲの種類 刺されたときの対処法
ハブクラゲ ・たっぷりのお酢をかけて触手を取り除く
・氷や冷たい水で、こすらないように患部を冷やす
カツオノエボシ ・患部に海水をかけて触手を取り除く
・氷や冷たい水で、こすらないように患部を冷やす

透明で触手が長いクラゲがハブクラゲ、青く鮮やかな色合いのクラゲがカツオノエボシです。痛みが強い、傷みが引かない場合は病院で検査を受けましょう。

干潮のタイミングは青く輝いて見える範囲が狭い

干潮のタイミングは青の洞窟に入洞しやすいですが、海水が少ないぶん青く輝いて見える範囲が狭いです。より神秘的な体験をしたい場合は、干潮の時間帯は避け、満潮に近い時間帯を選んでツアーに参加しましょう。

荒天時にダイビングやシュノーケリングはできない

荒天時に青の洞窟でダイビングやシュノーケリングをするのは危険です。岸壁に叩き付けられるなどの事故を予防するために、無理に青の洞窟へ近づくことは避けて、現地ガイドの案内に従いましょう。

まとめ

宮古島のすぐ隣にある伊良部島には、自然が作り上げた神秘的な「青の洞窟」があります。青の洞窟ではさまざまなアクティビティを楽しめるほか、アオウミガメなどの珍しい海の生き物とも一緒に過ごせると評判です。

宮古島旅行の際、青の洞窟観光を検討されているならば、現地への移動手段としてPaniPaniレンタカーをご利用ください。PaniPaniレンタカーの営業所は宮古空港から5分という好立地にあり、青の洞窟に近い下地島空港への送迎サービスも行っています。