気候
2023年06月28日

宮古島は2月に行っても楽しめる?魅力やオススメの過ごし方を解説!

宮古島は、美しい海と豊かな自然が多くの観光客を魅了しているリゾートアイランドです。海水浴やマリンアクティビティはもちろん、宮古島のご当地グルメや美しい景色などさまざまな楽しみ方があります。海が有名な宮古島は夏のシーズンに人気がありますが、実はオールシーズン楽しめる場所なんです。


今回は、2月の宮古島の魅力やオススメの過ごし方について紹介していきます。宮古島観光の時期に迷っている人や、冬の宮古島観光を検討している人はぜひ参考してください。

2月の宮古島の特徴

本州の2月と言えば、寒さが厳しく冬本番の月ですよね。しかし、宮古島は沖縄本島よりもさらに300km先離れた場所にあるため、本州の気候とは大きく異なります。

天気・気温・水温

気象庁が発表している過去30年間のデータを参考に、2月の宮古島の天気・気温・水温を見ていきましょう。

<2月の宮古島の降水量・日照時間>

降水量 119.8mm
日照時間 90.3時間

実は、2月は宮古島の中で降水量が一番少ない季節です。30mm以上の激しい雨が降ることはほとんどなく、観光中も天気を気にすることなく過ごすことができます。ただし、日照時間は一年の中で2番目に少ない月でもあります。日照率が40%以上の日数は約10日しかなく、雨は少ないものの晴れの日も多くありません。

<2月の宮古島の気温>

  宮古島 東京
平均気温 18.6℃ 6.1℃
最高気温 21.1℃ 10.9℃
最低気温 16.6℃ 2.1℃

東京の気温どおり、本州の2月は平均気温が10℃を下回るほど寒さが厳しい月です。しかし、宮古島は平均気温が18.6℃もあり、東京の5月の平均気温とほとんど変わりません。宮古島は2月であっても過ごしやすく、本州の寒さから逃れることができます。

<2月の宮古島の水温>

宮古島 沖縄本島 東京
約23.5〜24℃ 約22〜22.5℃ 約15.5〜16℃

2月の宮古島は、一年の中で一番水温が低い月です。とはいえ水温は23.5℃以上あり、東京の7月ほどの水温があります。そのため、宮古島では2月でも海に入ることが可能です。ただし、平均気温は20℃を下回るため、ウェットスーツは必須です。

オススメの服装

2月の宮古島の平均気温は18℃のため、日中は長袖・長ズボンだけで過ごすことができます。しかし、朝晩や北風が吹き付けるときは寒さを感じるため、風を通さない厚手のアウターがあれば安心です。2月下旬になると平均気温がどんどん上がるため、温度調節ができる服装で観光しましょう。

2月の宮古島観光の魅力

夏が有名な宮古島ですが、冬の終わりである2月の宮古島にもいくつかの魅力があります。とくにオススメしたい3つの魅力を見ていきましょう。

  • 本州では楽しめない遊び方ができる
  • 暖かい冬を過ごせる
  • 旅行の費用を抑えられる

それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

本州では楽しめない遊び方ができる

寒さが厳しい2月の本州では、ウィンタースポーツ以外のアウトドアな遊びはなかなかできませんよね。しかし、平均気温が18.6℃もある宮古島は、2月でもさまざまな遊び方ができます。水温も暖かいため海の中に入るマリンアクティビティはもちろん、宮古島の豊かな自然を使ったアクティビティが楽しめますよ。

暖かい冬を過ごせる

2月の東京の平均気温は6℃と、非常に厳しい寒さのシーズンです。「寒くて家から出る気にならない…」という人も多いのではないでしょうか。しかし2月の宮古島は最低気温でも16.6℃と、本州とは大きく異なる暖かさです。冬の寒さが苦手だという人は、2月に宮古島に訪れてみてはいかがでしょうか。

旅行の費用を抑えられ

春休みが始まる前の2月の宮古島は、観光客が少なく過ごしやすい月です。そのためホテル代や航空券がハイシーズンと比べると安く旅行ができる可能性が高いです。旅費を節約して宮古島観光を楽しみたい人には、2月はオススメの月だと言えます。

2月の宮古島観光にオススメの楽しみ方

雨が少なく冬でも寒さが少ない2月の宮古島は、5つの過ごし方を楽しみましょう。

  • スキューバダイビング
  • シーカヤック
  • 水中観光船
  • パワースポット巡り
  • ものづくり体験

スキューバダイビング

酸素タンクを背負って海の中を優雅に泳げるスキューバダイビングは、宮古ブルーの海を全身で体感するのにオススメです。2月の宮古島の水温は23.5℃ありますが、ダイビングで深い海に潜る場合は海の温度が下がります。しかし、スキューバダイビングではウェットスーツを着るため、寒さをあまり感じることはありません。宮古島の美しいサンゴ礁や魚を間近で観察することができます。

シーカヤック

シーカヤックとは、カヤックに乗って海の上を探検するアクティビティです。基本的に海に入ることはないため、水に全身が濡れないマリンアクティビティをしたい人にはオススメです。直射日光を浴びるシーカヤックは、太陽光が強い真夏に行うと熱中症や紫外線が心配ですよね。寒すぎず暑すぎない2月の宮古島では、快適に楽しむことができます。

水中観光船

水に濡れたくないけど宮古ブルーの海を見たいという人は、水中観光船がオススメです。水中観光船は船の下がガラスになっているため、船の上から美しい海の中を覗くことができます。宮古島の海は透明度が非常に高いので、水上からでもきれいなサンゴや魚が観察できます。タイミングが合えば、ウミガメに出会えるかもしれません。

パワースポット巡り

宮古島は、パワースポットがたくさん集まる場所としても知られています。ほとんどのパワースポットは屋外にある自然のものなので、ハイシーズンである夏にパワースポット巡りをすると紫外線と熱中症が心配です。しかし、日差しが暖かく寒すぎない2月は、たくさんのパワースポットを巡れるでしょう。降水量も少ないので、雨具を持ち歩く面倒もありません。

ものづくり体験

宮古島では、伝統的なものづくりのアクティビティも人気です。海岸にあるシーグラスや貝殻などを使ったものづくりや沖縄らしいシーサーづくりなどさまざまな体験があるので、好きなものを選びましょう。基本的に屋内で行うものばかりなので、気候や天気を気にせず楽しめます。

2月の宮古島で開催されるイベント

旅行の楽しみのひとつが、地域の文化を肌で感じられるイベントですよね。2月に宮古島で開催されるイベントには、以下の2つが挙げられます。

  • 宮古島冬まつり
  • 十六日祭

宮古島冬まつり

宮古島冬まつりは、宮古島のあらゆる魅力を発見することを目的に開催されたイベントです。企業の出店や飲食店の屋台、著名人やアーティストの出演などさまざまな催し物があり、毎年多くの来場者で賑わいます。イベント中しか楽しめないような体験もあり、地元の人はもちろん観光客も楽しめるイベントです。

十六日祭

宮古島には、一般的なお正月、旧暦のお正月、あの世のお正月の3つのお正月を祝う習慣があります。旧暦の1月16日にあるあの世のお正月を祝うのが、十六日祭(ジュールクニチー)として知られる宮古島内の伝統行事です。十六日祭では昼過ぎから家族や親戚がお墓に集まり、ごちそうなので祖先を供養します。このタイミングに合わせて帰省する人も多く、十六日祭前には道路渋滞も起こるほどです。

まとめ

本州では冬本番である2月ですが、宮古島ではウェットスーツを着ると海に入れるほど暖かい月です。暖かさから本州では体験できない楽しみ方ができ、観光客も少ないためゆったりと島を観光することができます。ハイシーズンの夏よりも旅費が安いのも嬉しいポイントです。

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