レンタカー
2024年04月23日

レンタカーの給油口の開け方とは?かんたんな見つけ方や給油時の注意点を解説

レンタカーの給油口 かんたんな開け方・注意点

給油口の位置や開き方は、メーカーや車種によって異なります。レンタカーを運転するときは、普段と違う車種で使い勝手がよくわからず、ガソリンスタンドで給油をするときに苦戦するかもしれません。

そこで今回は、はじめて乗る車種の給油口の開け方・探し方のポイントをご紹介します。人気車種別に見た給油口の開け方や、セルフ式ガソリンスタンドで給油するときの注意点もあわせて、確認しておきましょう。

レンタカーの給油口の開け方・見つけ方

車の給油口

給油口の位置や開き方は、車種によって異なります。普段乗り慣れている自家用車の使い方はわかっていても、はじめて乗る車種を使う可能性もあるレンタカーを使いこなすのは、難しいものです。まずは、レンタカーの給油口の開け方・見つけ方の基本を見ておきましょう。

<レンタカーの給油口の開け方・見つけ方>

  • 給油口の位置は燃料メーターを見ればわかる
  • 給油口の開き方は車種によって異なる

それぞれを解説していきます。

給油口の位置は燃料メーターを見ればわかる

給油口の位置がわからない場合は、スピードメーターの近くに設置されている燃料メーターを確認しましょう。燃料メーターには、給油機マークが付いています。このマークを見れば、車のどちら側に給油口が付いているのかがわかりますよ。

【給油口の見つけ方】

給油機マークの形 給油口が付いている位置
車の進行方向から見て「右側」
車の進行方向から見て「左側」

給油口の開き方は車種によって異なる

給油口の開き方は車種によって異なるため、一概には言えません。国産車の場合、基本的には運転席の足元の右側に給油口レバーが設置されています。給油口レバーには給油口マークが付いているので、まずは給油口マークの付いたレバーが足元にないか調べてみましょう。

【人気車種別】レンタカーの給油口の開け方

開けられた給油口

給油口の見つけ方と開き方の基本は、先述したとおりです。しかし、車種によって構造が大きく異なるため、「これから乗る車種の給油口の開き方を事前に知っておきたい!」という人も多いかもしれません。そこでこの項目では、レンタカーの人気車種別に見た給油口の開け方をご紹介します。

<【人気車種別】レンタカーの給油口の開け方>

  • 日産/デイズ
  • スズキ/ワゴンR
  • トヨタ/ヤリス
  • ダイハツ/ムーヴ
  • ホンダ/フィット

それぞれを具体的に確認していきましょう。

日産/デイズ

日産デイズの給油口は、進行方向の左側のリアドア付近に付いています。日産車は進行方向の右側に給油口が付くケースが多いのですが、デイズは三菱自動車との共同開発ということもあり、左側に給油口を配置しているようです。

デイズの給油口はレバー式で、ハンドルの右脇付近に給油機のマークが付いたレバーが見つかります。オープナーを手前に引くと、給油口のロックが解除されて浮き上がるので、その後は手動で給油口を開いて燃料口を露出させましょう。

スズキ/ワゴンR

スズキ・ワゴンRの給油口は、進行方向の左側のリアドア付近に付いています。ワゴンRはリアドアが広く取られていることが特徴的で、給油口のスペースも限られています。しかし、給油口は大きな丸が目印となっており、比較的かんたんに見つけられるでしょう。

ワゴンRの給油口はレバー式で、運転席の右側に配置されているオープナーを引くと、給油口のロックが解除されます。その後は車外に出て、少し浮いている給油口のフタを手動で開かせて、燃料口を露出させましょう。

トヨタ/ヤリス

トヨタ・ヤリスの給油口は、進行方向の左側のリアドア付近に付いています。ヤリスの給油口も大きな丸で縁取られているため、位置がわかればすぐに確認できるでしょう。

ヤリスの給油口はレバー式で、運転席の右側にオープナーが配置されています。これを引き下げると給油口が開くので、車外に出てキャップをゆっくり回して開け、ハンガーに引っかけましょう。閉めるときは、キャップがカチッと音がするまで回すと、正常に閉まります。

ダイハツ/ムーヴ

ダイハツ・ムーヴの給油口は、進行方向の左側のリアドア付近に付いています。リアタイヤの上部にある、四角い形の溝がムーヴの給油口です。

ムーヴには、そのほかの車種のようにオープナーが搭載されていません。ドアロックを使ってドアの鍵を開き、給油口の左側を押して給油口を開きましょう。ドアロックを採用していない型式の場合は、給油口をプッシュすると開く仕組みになっています。

ホンダ/フィット

ホンダ・フィットの給油口は、進行方向の左側のリアドア付近に付いています。前から3番目のガラスの直下に配置されている、四角い形の溝が給油口です。

まずは、運転席ノブで運転席ドアを開錠して、フューエルリッドを開錠しましょう。フューエルリッドの右端を押すと「カチッ」と音がして給油口が浮き上がるので、ツマミをゆっくりと回して開き、キャップをホルダーにかけてください。

セルフ式ガソリンスタンドで給油するときの注意点

セルフガソリンスタンド

レンタカーを返却する前は、原則としてガソリンを満タンにする必要があります。最寄りのガソリンスタンドがセルフ式だった場合、給油するときは安全のために以下の注意点を守りましょう。

<セルフ式ガソリンスタンドで給油するときの注意点>

  • 給油の前に静電気除去シートにタッチする
  • 対応している燃料の種類を確認する
  • 給油中は必ずエンジンを切る
  • オートストップ機能が働いた後は給油をしない
  • ガソリンが漏れた場合はタオルでふき取る

それぞれを解説していきます。

給油の前に静電気除去シートにタッチする

給油をする前に、必ず静電気除去シートにタッチしてください。静電気が原因でガソリンが気化し、給油口から着火して火事を起こしたり、爆発したりする可能性があります。

対応している燃料の種類を確認する

車種によって対応している燃料の種類が異なり、レギュラー・ハイオク・経由のなかから適切なものを選ばなければなりません。間違った燃料を給油すると、エンジンが故障する可能性があります。万一、間違って給油してしまった場合は、すぐに車を停めてレンタカー会社に連絡しましょう。

給油中は必ずエンジンを切る

給油中は、静電気による発火・爆発を防ぐために、エンジンを切る必要があります。これは法律によって義務付けられているため、必ず守りましょう。

オートストップ機能が働いた後は給油をしない

セルフ式ガソリンスタンドの給油ノズルには、オートストップ機能が付いていて、満タンになると自動的に給油が止まります。その後も追加で給油を続けると、ガソリンが給油口からあふれるため要注意です。

ガソリンが漏れた場合はタオルでふき取る

ガソリンが漏れた場合は、タオルなどを使ってすぐにふき取りましょう。ボディやタイヤにガソリンが付着したまま放置すると、塗装を傷めたり、走行中の衝撃で着火したりする恐れがあります。

まとめ

レンタカーの給油口の位置や開け方は、車種によって異なります。「デイズ」「ワゴンR」「ヤリス」などの人気車種の場合、給油口の位置はいずれも進行方向の左側のリアドア付近です。セルフ式ガソリンスタンドを利用する際は、安全のためにいくつかの注意点を必ず守りましょう。

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