気候
2023年10月07日

12月の宮古島観光の楽しみ方とは?天候や服装・アクティビティを紹介

リゾート地として国内外から有数の人気を誇る宮古島は、沖縄の中でも屈指の観光スポットです。日本の南として知られている宮古島は、夏の観光地としてのイメージが強いのではないでしょうか。しかし、実は12月に訪れても十分に楽しむことができるのです。

今回は12月の宮古島の特徴や、12月の宮古島の魅力、12月に宮古島で開催されるイベントについて紹介していきます。冬に宮古島旅行を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

12月の宮古島の特徴

一般的に12月と聞くと、真冬のイメージがありますよね。しかし、沖縄本島からさらに南西300km先にある宮古島は、気候が大きく異なります。

天気・気温・水温

12月の宮古島の天気・気温・水温は、以下のとおりです。

<12月の宮古島の降水量・日照時間>

降水量 147.2mm
日照時間 92.7.時間

宮古島の12月の降水量はほかの月と比べると5番目に低く、比較的雨が少ない月であることがわかります。

ただし日照時間は3番目に短く、日照率が40%を超える日数は10日ほどしかありません。

<12月の宮古島の気温>

宮古島 東京
平均気温 20.0℃ 7.7℃
最高気温 22.2℃ 12.0℃
最低気温 18.2℃ 3.8℃

冬のはじまりである12月は、東京では平均気温が10℃を下回ります。しかし、宮古島では20℃と、東京の6月ごろの気温に近い平均気温です。

最低気温は東京と15℃近くも異なり、本州では考えられないような穏やかな気温で過ごすことができます。

<12月の宮古島の水温>

宮古島 沖縄本島 東京
約24〜25.5℃ 約23.5〜25℃ 約17~20℃

宮古島は、12月でも水温が25℃前後と暖かいです。晴れている日は12月でも海に入ることができ、ラッシュガードを着ると長時間のシュノーケリングなども楽しめます

ただし、平均気温は水温よりも低いため、海から出たあとはすぐに暖をとるようにしましょう。

オススメの服装

平均気温が20℃前後である12月の宮古島は、日中は薄手の長袖・長ズボンで快適に過ごすことができます。

ただし、朝晩や1月に近づくと寒さを感じることもあるため、厚手のパーカーなど風を通さないアウターを1枚用意しておきましょう。

12月の宮古島観光の魅力

12月の宮古島観光には、以下の3つの魅力があります。

  • 本州の冬の寒さから逃れられる
  • マリンアクティビティが楽しめる
  • 観光客が少ない

本州の冬の寒さから逃れられる

東京と比べると、12月の宮古島は10.2〜14.4℃もの気温差があります。最低気温でも20℃近くになるため、12月に宮古島に来ると本州のような寒さを感じることがありません。

寒さが苦手な人は、厳しい冬から逃れることができますよ。

マリンアクティビティが楽しめる

本州にいると、12月に海に入ることはなかなかできないですよね。しかし、水温が高い宮古島では12月でもマリンアクティビティを楽しめます

ウェットスーツやラッシュガードを着ると、海の中に入るシュノーケリングやダイビングも問題なくおこなえます。

観光客が少ない

魅力たっぷりの12月の宮古島ですが、夏のオンシーズンと比べると観光客は少なめです。人気の観光スポットにも人混みを気にせず訪れることができ、人気の料理店にも並ぶ必要がないのが魅力です。

人混みが苦手な人には、12月の宮古島は狙い目です

12月の宮古島観光にオススメの楽しみ方

本州の6月ごろの暖かさががある12月の宮古島では、とくに5つの楽しみ方がオススメです。

  • シュノーケリング
  • スキューバダイビング
  • サンセットクルーズ
  • 海釣り
  • ナイトツアー

シュノーケリング

シュノーケリングは、宮古ブルーの海を体感できるマリンアクティビティです。宮古島にはたくさんのシュノーケリングポイントがありますが、とくに人気が高いのが宮古島の北部・池間島にある日本最大級のサンゴ礁スポットの八重干瀬(やびじ)です。

八重干瀬(やびじ)は宮古島でも非常に人気のスポットのため、ハイシーズンは混み合ったりツアーの予約がとれなかったりします。しかし、観光客が少ない12月は、独り占めしながらシュノーケリングができるかもしれません。

スキューバダイビング

スキューバダイビングは、酸素タンクを背負って海の中を潜るアクティビティです。ライセンスがなくても12mまでは潜ることができ、宮古ブルーの海を全身で体感できます。

宮古島は地形の珍しさから、世界中のダイバーを魅了するダイビングスポットです。12月に深い海に潜るのは寒いと思うかもしれませんが、ウェットスーツを着ているためそこまで寒さを感じることはありません。

サンセットクルーズ

気温が下がり空気が澄む12月は、夕日をきれいに見ることができます。宮古島の夕日を感じるには、サンセットクルーズがオススメです。さまざまなビーチからクルーズ船が出ており、食事や飲み物を楽しみながら贅沢なサンセットタイムを味わうことができます。

タイミングが合えば、太陽が水平線に沈む瞬間のグリーンフラッシュが見えることもありますよ。

海釣り

宮古島には豊かな漁場があるため、海釣りも人気のアクティビティのひとつです。暑さが強いシーズンの釣りは紫外線と熱中症が心配ですが、長袖で過ごせる12月は暑さに悩まされることなく釣りができるでしょう。

12月の宮古島では、イカやタチウオ、キスやミーバイなどの魚を釣り上げることができますよ。

ナイトツアー

宮古島の魅力は海だけではありません。魅力のひとつである豊かの自然を堪能するには、夜のツアーがオススメです。

ナイトツアーでは夜行性のヤシガニやフクロウ、沖縄ならではの植物を観察することができ、昼とは違った雰囲気の宮古島を楽しむことができます。空が澄んでいるので、星空鑑賞にもオススメです。

12月の宮古島で開催されるイベント

旅行の楽しみのひとつが、地域の文化や歴史が楽しめる伝統行事などのイベントですよね。宮古島でもさまざまなイベントが開催され、12月には以下の2つのイベントが楽しめます。観光のひとつとして、ぜひ宮古島の文化を肌で体感しましょう。

うえのドイツ文化村イルミネーションフェスト

宮古島・南部にあるうえのドイツ文化村は、ドイツの文化や宮古島との関わりを体験できるテーマパークです。西洋の雰囲気が味わえるうえのドイツ文化村では、クリスマスシーズンが近づく12月になるとイルミネーションフェストがはじまります。ドイツ文化村の全体がライトアップされ、日本ではないような雰囲気を味わうことができますよ。

過去にはステージイベントや屋台の出店もありましたが、近年のイルミネーションフェストでは開催されていません。クリスマスや年末に宮古島観光に来る人は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

シギラセブンマイルズリゾートのクリスマス&年末イベント

シギラセブンマイルズリゾートは、宮古島・南部にあるホテルやビーチが集まる広大なリゾート施設です。クリスマスシーズンになるとシギラセブンマイルズリゾート内のいたるところでイルミネーションが楽しむことができ、クリスマスムードが盛り上がること間違いありません。

大晦日にはカウントダウンイベントもあり、シギラビーチでは花火を見ることもできます。イベントの最初には点灯式もおこなわれ、子どもたちが合唱するクリスマスキャロルが楽しめますよ。シギラセブンマイルズリゾートの宿泊者以外も入場できるので、興味のある人は公式ホームページをチェックしてみましょう

まとめ

12月の宮古島は本州とは比べ物にならないくらい暖かく、水温も高いのでマリンアクティビティも存分に楽しめます。観光客も少ないため、ゆったりと宮古島の12月を堪能できますよ。クリスマスや年末のイベントも開催されるため、クリスマスや年末年始にあわせて観光するのもオススメです。


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