宮古島で映える写真を撮るなら砂山ビーチ!魅力や注意点を解説
宮古島の繁華街「平良市街」に位置する砂山ビーチは、宮古ブルーの青い海と、きめ細かい白い砂浜のコントラストが美しいことから、宮古島のインスタ映えスポットとしても有名な場所です。また、サンゴが隆起して作られた自然のトンネルも特徴的で、毎年多くの観光客が訪れています。
そこで今回は、宮古島の砂山ビーチの魅力や観光の際の注意点、周辺のオススメ施設について紹介していきます。
砂山ビーチの基本情報
砂山(すなやま)ビーチは、宮古島旅行のパンフレットに必ず載っているといっても過言ではないほど人気の高いビーチです。観光客だけでなく地元の人からも愛され、日中は多くの人が訪れます。
<基本情報>
住所 | 沖縄県宮古島市平良字荷川取 |
---|---|
電話番号(問い合わせ先) | 0980-73-2690(宮古島市観光商工部観光商工課) |
アクセス | 宮古空港から車で約20分 平良市街から車で約10分 |
遊泳 | 可能時間24時間(自己管理が必要) |
設備 | 無料:トイレ 有料:シャワー(100円/4分) |
使用料 | 無料 |
駐車場 | 無料 24台駐車可能 |
無料駐車場が完備されているので、車でふらりと訪れやすいビーチです。24時間遊べますが、すべて自己責任のため、天候や波の高さなどは十分注意しましょう。
砂山ビーチの魅力
砂山ビーチの人気が高い理由には、以下の魅力がが挙げられます。
- 宮古ブルーの海と白い砂浜が美しい
- 市街地の近くに位置する
- 海に沈むサンセットを見られる
- 日本のベストビーチトップ10の2位に選ばれた
- 絶景が堪能できる
それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。
宮古ブルーの海と白い砂浜が美しい
砂山ビーチの魅力は、なんといっても美しい風景です。エメラルドグリーンの宮古ブルーとまっ白な砂浜のコントラストが素晴らしく、自然が作り上げた感動の景色を堪能できます。
ビーチの左側には、珊瑚礁が隆起して作られた自然のアーチがあり、海と砂浜の景色にさらなる造形美をプラスしています。とにかく絵になるビーチなので、写真撮影にはもってこいです。
市街地の近くに位置する
砂山ビーチ以外にも宮古島には美しいビーチはありますが、砂山ビーチの魅力は市街地から10分以内で行けることです。宮古島一番の繁華街である西里大通りからは、車でたったの8分で到着します。
観光にグルメにお土産巡りに、スケジュールがパンパンで海に行く時間がない!という人でも、砂山ビーチなら移動時間を気にせず楽しめます。
海に沈む夕日を見られる
砂山ビーチは宮古島の西部に位置しているため、海に沈むサンセットをダイレクトで見られます。タイミングが合えば、アーチ状の洞穴部分から沈む夕日を見られ、砂山ビーチでしか見られない絶景を楽しめるでしょう。
ただし、夕日が沈んだ後は周りが暗くなるので、帰りは十分に注意してください。
日本のベストビーチトップ10の2位に選ばれた
砂山ビーチは、旅行の大手口コミサイトが発表する日本のベストビーチで2位 に選ばれたことがあるほど魅力的なビーチなんです。旅行者の口コミをもとにして作られたランキングなので、観光客からいかに愛されているかがわかりますよね。
ちなみに1位に選ばれたのは、同じく宮古島にある与那覇前浜ビーチです。与那覇前浜ビーチについては、以下の記事で詳しく解説しています。
絶景が堪能できる
砂山ビーチ自体の景気はもちろん、砂山ビーチから眺める景色も絶景です。天気がいい日は伊良部島や池間島を望むことができ、美しい景色を眺めながらビーチでのんびりするだけでも、旅の疲れを癒せるでしょう。
ただし、宮古島の夏場は日差しが強いため、パラソルなどの日除けアイテムを持っていくのがオススメです。
砂山ビーチを観光する際の注意点
魅力的な砂山ビーチですが、観光する際は以下のポイントに注意しましょう。
- 海水浴場としてはオススメできない
- 満潮は道がなくなる
- アーチ岩は崩落の恐れありで立ち入り禁止
- 夏場は午前中がオススメ
- ビーチに行くには砂山を越える必要がある
- 過去にサメや水難事故が起きている
海水浴場としてはオススメできない
砂山ビーチは公共の海水浴場ではないので、監視員が駐在していません。また、砂山ビーチは潮流や地形から波が立ちやすく、うねりや波が残りやすいといった危険性もあるため、海水浴場としてはオススメできません。
海水浴を楽しんでいる地元の人や観光客もいますが、事故が起きてからでは遅いので、砂山ビーチを観光する際は、浅瀬で水遊びを楽しむ程度にしておきましょう。
満潮は道がなくなる
砂山ビーチだけでなく、どこのビーチでも満潮時と干潮時の波の高さは大きく異なります。砂山ビーチも干潮時はアーチの少し奥まで歩いて行けますが、満潮時は道がなくなるケースが多いです。
干潮時に渡って、遊んでいるうちに満潮になってしまい帰ることができない、という恐れもあるため、潮の満ち引きには十分に気をつけましょう。
アーチ岩は崩落の恐れありで立ち入り禁止
アーチ状の天然岩は砂山ビーチのシンボルともいえる存在ですが、落石や崩落の恐れを危惧して数年前から周囲が立ち入り禁止になっています。岩の周りには低いネットが張られているだけなので、洞窟から望む景色には大きな影響がありませんが、洞窟の中には入れないため注意しましょう。
家族旅行で訪れる際は、お子様が天然岩に近づかないよう注意が必要です。
夏場は午前中がオススメ
宮古島の日差しは本州と比べると非常に強く、ビーチで遊ぶと数時間ですぐに真っ黒になってしまいます。そのため、ビーチでのんびりするには午前中がオススメです。
午前中はアーチ岩の影が広いため、この日陰を利用して遊べます。
ビーチに行くには砂山を越える必要がある
名前のとおり、砂山ビーチにたどり着くには、砂山を越えなければいけません。駐車場に車を停めてから歩いて砂山を越える必要があるため、大きな荷物は控えましょう。
行きも帰りも砂の上り坂が待ち受けているので、存分に遊ぶ場合も車に戻る体力は残しておいてくださいね。
過去にサメや水難事故が起きている
砂山ビーチでは、過去にイタチザメがサーファーを襲った死亡事故や、観光客が溺れてしまった水難死亡事故が発生しています。
砂山ビーチは観光客が多いため、一見サメの被害とは無縁の場所と思われがちですが、実害が出ているので沖には出ないようにしましょう。
また、最初に解説したとおり、砂山ビーチは海の中で波やうねりが残りやすいので、溺れる危険性が高いです。ビーチには監視員がいないため、溺れても救助が遅れてしまう可能性もあることから、砂山ビーチでは海水浴を控えたほうが無難といえます。
砂山ビーチ付近のオススメカフェ&グルメ3選
ビーチでのんびりした後は、小腹が空く人も多いでしょう。ここからは、砂山ビーチ付近にあるオススメカフェ&グルメを3つ紹介します。
- スナヤマカフェ
- Grand Bleu Gamin
- 海の見えるカフェレストラン ロコまんじぇ
砂山ビーチの前後に訪れるもよし、途中の休憩がてら訪れるもよし、思い思いのスタイルで砂山ビーチとその周辺を満喫してください。
スナヤマカフェ
スナヤマカフェは、砂山ビーチの駐車場から歩いて6分で行くことができる、砂山ビーチから一番近いカフェです。ピザやタコライスなどのカフェメニューから、ワッフルやアイスクリームなどのスイーツに、コーヒーやスムージー、アルコールなどのドリンクメニューも豊富です。
雰囲気の素敵な場所でゆったりするのにオススメのカフェです。
Grand Bleu Gamin
砂山ビーチから車で3分 の場所にあるGrand Bleu Gaminは、ゲストが1日5組しか滞在できない高級プライベートヴィラです。その中にはランチ、ディナー、バーが楽しめるレストランが併設されており、宿泊者以外でも訪れることが可能です。
ここでしか味わえない至極の料理を味わいたい人は、砂山ビーチとあわせて訪れてみてください。
海の見えるカフェレストラン ロコまんじぇ
名前のとおり、店内から宮古島の美しい海を眺めることができるカフェレストランです。宮古牛を使ったハンバーガーやロコモコ、数種類のデザートや南国のフルーツを使ったドリンクなど、さまざまなメニューが楽しめます。
海がメインの観光客の人には、とくにオススメしたいカフェレストランのひとつです。
まとめ
宮古島の繁華街・平良市街の中に位置する砂山ビーチは、宮古島旅行のガイドブックには必ず載っている人気の高いビーチです。日本のベストビーチ2位に選ばれた美しい景色やサンセットが魅力で、繁華街から約10分でアクセスできる利便性も人気のひとつです。
ただし、公共の海水浴場ではないため、海水浴ではなく、ビーチでゆったりするのにオススメだといえます。
砂山ビーチの周辺にはさまざまなホテルやカフェ、レストランもあるので利便性も高く、ビーチ遊びの合間の休憩としても利用できます。
車があると5分前後でアクセスできるため、宮古島観光には車の利用が欠かせません。宮古島のレンタカーには、宮古島観光を全力でサポートするパニパニレンタカーをご利用ください。