レンタカー
2024年04月23日

車の暑さ対策11選|車内温度を下げるために役立つアイテムもご紹介

車の暑さ対策 効果的な方法・アイテムを紹介

夏場にドライバーを悩ませることといえば、暑さです。駐車していた車のドアを開けた瞬間に、もわっとした熱気が漏れてくると、車に乗り込むのが嫌になってしまいますよね。そこで今回は、車の暑さ対策としてできることをまとめたうえで、車内温度を下げるために役立つアイテムをご紹介します。

車の暑さ対策4選

車内の温度計 55度

車の暑さ対策として、今すぐにできることを4つご紹介します。少し工夫をするだけでも、うだるような暑さから脱却できるため、まずは以下の方法から試してみましょう。

<車の暑さ対策4選>

  • 車のドアと窓をすべて開放する
  • 車の窓を開けた状態でエアコンをつける
  • 車体に冷たい水をかける
  • 駐車中に少しだけ窓を開けておく

それぞれを解説していきます。

車のドアと窓をすべて開放する

基本的な対策ではありますが、まずは車のドアと窓をすべて開けて、車内の熱気を外に逃しましょう。真夏の車内温度は50度を上回ることが多く、車外の温度のほうが涼しい可能性も高いです。複数の窓を開けると風の通り道ができるため、車内にこもった熱気を素早く逃しやすくなります。

車の窓を開けた状態でエアコンをつける

車の窓をすべて開けた状態でエアコンの強風をつけ、外気導入に切り替えると、車内の熱気を逃しながら冷風を送り込めるため効率的です。運転をはじめた直後は暑さに耐えなければなりませんが、走りはじめてから2~3分が経つころには、車内が快適な温度に下がっているでしょう。

車体に冷たい水をかける

自宅の駐車スペースなど、ほかの車に迷惑がかからない場所に駐車している場合は、冷たい水を車にかける方法も暑さ対策として有効です。ただし、ペットボトルに溜めた水をかけるなどの方法では、効果は限定的といわざるを得ません。一定の効果を得られるのは、ホースを使って直接水をかけられる場合のみです。

駐車中に少しだけ窓を開けておく

JAFの実験結果により、駐車中の車の窓を数cm開けておくだけでも、車内温度を45度以下に抑えられることがわかっています。大人の手が入らない3cm程度の隙間を開けて、車内に熱気がこもらないように対策をするのもおすすめです。

ただし、防犯上のリスクがあることには注意しなければなりません。手や指が入るほど大きく窓を開けたり、窓の外から貴重品や貴金属が見える状態にしたりしないように警戒しましょう。

車の暑さ対策で役立つアイテム7選

サンシェードつけられた車

車の暑さ対策の基本は、先ほどご紹介した4つです。それに加えていくつかのアイテムを利用すると、より効果的に車内の暑さを和らげやすくなります。

<車の暑さ対策で役立つアイテム7選>

  1. サンシェード
  2. 夏用カーシート
  3. 車用扇風機
  4. ハンドルカバー
  5. 遮光カーテン
  6. 断熱フィルム
  7. 冷却スプレー

それぞれの使い方を詳しく見ていきましょう。

①サンシェード

サンシェードとは、車のフロントガラスやサイドウィンドウ、バックウィンドウなどに取り付けるシートのようなアイテムです。車内に差し込む太陽光を遮断するため、車内温度が上がりにくくなります。サンシェードにはさまざまな商品があり、アルミ製もしくは白、銀色の商品は光を反射しやすいため、とくに有効です。

サンシェードは100円均一ショップなどで販売されていることもあるため、お手ごろな金額で購入できることも魅力的です。慣れるまでは窓の全体を覆うのに苦労するかもしれませんが、吸盤つきのサンシェードを購入すれば、はじめてでもかんたんに装着できます。

②夏用カーシート

運転中の不快感を軽減したい場合は、夏用カーシートを使いましょう。一般的なカーシートには、レザーやファブリックが使われているため、夏場は蒸れてしまいます。夏用カーシートは、メッシュシートなどの通気性の高い素材が使われているため、背中や腰の蒸れを防いで快適に運転できますよ。

最近は送風機能つきの夏用カーシートも販売されていて、それなら運転を開始した直後から、涼しく過ごすことが可能です。簡易的な商品ならば、1シートにつき2,000円~3,000円で販売されているため、試してみる価値はあるでしょう。

③車用扇風機

車用扇風機を使うと、エアコンの冷気を効率よく、車内全体に行き渡らせることが可能です。シガーソケットに取り付けて電源を供給するタイプや、充電式のタイプなどがあります。コンパクトに設計されているため、運転席付近に設置したとしても、視界を遮られる心配がありません。

車載エアコンの送風口は前方に設置されているため、そのままでは後部座席に効率よく冷風が行き届きません。とくに、赤ちゃんを後部座席に乗せた状態でドライブする場合、大人が後部座席の暑さに気付かずに、赤ちゃんを熱中症にさせる事故が起こることもあります。扇風機を使って、しっかりと対策しましょう。

④ハンドルカバー

ドライバーにとって車内の暑さと同じくらい辛いのは、カンカンなほどに熱されたハンドルの熱さではないでしょうか。遮熱性が高いハンドルカバーをハンドル部分に取り付けておくと、指先のやけどを予防でき、安全にドライブを楽しみやすくなります。

ハンドルカバーを取り付けると、ハンドルの雰囲気そのものが変わるので、暑さ対策を兼ねたおしゃれを楽しみたい人にもおすすめです。ハンドルカバーを購入するほどでもないならば、車から離れるとき、ハンドルにタオルや厚手のハンカチなどをかけておくだけでも効果があります。

⑤遮光カーテン

サンシェードを自分でつけ外しするのが面倒な場合は、遮光カーテンを設置する暑さ対策も効果的です。ミニバンなど一部の車種の場合、オプションで電動カーテンを購入できることが多く、スイッチひとつでかんたんにカーテンを開閉できます。

ただし、可視光透過率が70%を下回る遮光カーテンを使用したまま運転すると、道路交通法違反に該当するため注意しましょう。軽自動車や普通車の場合、違反による減点1点に加えて、6,000円の罰金に処される可能性があるため、運転中はカーテンを開いてください。

⑥断熱フィルム

断熱フィルムは、太陽光の熱を吸収したり、反射したりして、車内の温度を引き下げる役割を果たすアイテムです。紫外線をカットする商品と赤外線をカットする商品があるため、暑さ対策を重視する場合は、赤外線をカットする商品を選びましょう。

注意点は先述したとおり、透過率が一定の基準を下回る断熱フィルムをフロントガラスや運転席、助手席に貼りつけると、道路交通法に違反してしまうことです。車内前方の暑さ対策をする場合は、透明なタイプの断熱フィルムを使いましょう。

⑦冷却スプレー

冷却スプレーを吹きかけた箇所は冷却成分によって冷やされ、一時的ではありますが、温度が下がります。ただし、大多数の冷却スプレーには可燃性ガスが使われており、高温になると爆発する恐れがあります。車内に常備する場合は、爆発のリスクが低いミストタイプの商品を購入しましょう。

まとめ

車の暑さ対策としておすすめできる方法を、全部で11個ご紹介しました。特別なアイテムを購入しなくても、今すぐに試せる暑さ対策もあるので、この記事でご紹介した方法をひとつずつ試してみてくださいね。

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