1月の宮古島観光の楽しみ方とは?天候や服装・アクティビティを紹介
日本の南西部に位置する沖縄県宮古島は、その美しい海と豊かな自然が人気の観光地としてしられています。宮古ブルーが美しい海は海水浴やマリンアクティビティに有名なため、宮古島観光に最適なシーズンは夏だと思われがちです。しかし、宮古島は冬まっ最中である1月もたくさんの魅力があります。
今回は、1月の宮古島の特徴や魅力、楽しみ方やイベント情報について紹介していきます。冬に宮古島観光をお考えの人は、ぜひ参考にしてください。
Contents
1月の宮古島の特徴
冬本番である1月は、宮古島でも一番気温が下がるシーズンです。しかし、本州と比べると気候は大きく異なります。
天気・気温・水温
気象庁が発表している、過去30年間の1月の宮古島の天気・気温・水温は以下のとおりです。
<1月の宮古島の降水量・日照時間>
降水量 | 138.8mm |
---|---|
日照時間 | 85.5時間 |
1月の宮古島はほかの月に比べると、3番目に降水量が少ない月です。ただし日照時間は一年の間で一番短く、1日の日照時間が0.1時間未満の不照日は7.5日間もあります。さらに日照率が40%を超える日は9日間しかなく、雨は降らないものの曇りの日が多いことがわかります。
<1月の宮古島の気温>
宮古島 | 東京 | |
---|---|---|
平均気温 | 18.3℃ | 5.4℃ |
最高気温 | 20.6℃ | 9.8℃ |
最低気温 | 16.3℃ | 1.2℃ |
東京でも気温が一番低い1月は、宮古島でも一年のうち一番気温が下がる月です。ただし、東京の気温と比べると差は大きく、最低気温でも15℃以上を計測しています。
<1月の宮古島の水温>
宮古島 | 沖縄本島 | 東京 |
---|---|---|
約23.5〜24.5℃ | 約22.5〜23.5℃ | 約16~17.5℃ |
宮古島といっても1月には水温が下がり、水着では肌寒さを感じる25℃を下回ります。ウェットスーツを着ると、マリンアクティビティは問題なくおこなえるほどの水温です。
オススメの服装
1月の宮古島は平均気温が16℃前後と下がるので、長袖のインナーに厚手のアウターを用意するのがオススメです。北風が強くなる季節なので、風を通さない素材のものを選びましょう。海へ行くときはビーチサンダルでも問題ないですが、街歩きのときはスニーカーが向いています。
1月の宮古島観光の魅力
1月の宮古島観光には、以下の3つの魅力があります。
- 暖かい冬を過ごすことができる
- 美しい初日の出を拝める
- コスパ良く宮古島観光ができる
暖かい冬を過ごすことができる
本州だと1月は非常に寒く、寒さが苦手な人は日常生活すら送るのが厳しい季節ではないでしょうか。宮古島の冬は最低でも15℃以上あるので、寒さから逃れて1月を過ごすことができます。真冬とは思えない気温の中で、宮古島の自然に囲まれてゆったりと過ごすことができますよ。
美しい初日の出を拝める
1月の宮古島の魅力のひとつが、初日の出観賞です。1月はとくに空気が澄んでいるため、きれいな朝日を見ることができます。初日の出を見るなら、日の出30分前には観賞場所に到着するようにしましょう。早朝は冷え込むので、防寒対策もしっかりおこなってください。
宮古島で初日の出を拝むポイントのひとつは、東側に位置する東平安名崎です。日本の名勝100選にも選ばれ、国内屈指の日の出スポットです。もうひとつは、東平安名崎の北側にある比嘉ロードパークです。透明度が高い宮古ブルーの海から昇る日の出は、圧巻の美しさですよ。
コスパ良く宮古島観光ができる
1月は観光客が少ないシーズンのため、ホテル代や航空券の金額が下がります。水着で海水浴を楽しむのは難しいですが、ハイシーズンである夏と同じようにドライブやマリンアクティビティは楽しめるため、コスパの良い宮古島旅行が楽しめます。
1月の宮古島観光にオススメの楽しみ方
1年の中で一番気温が下がる1月の宮古島ですが、以下のような楽しみ方ができます。
- スキューバダイビング
- サンセットクルーズ
- 温水プール
- ものづくり体験
- ナイトツアー
スキューバダイビング
酸素タンクを背負って海の中を潜るスキューバダイビングは、ウェットスーツを着るため1月の宮古島でも寒さを感じることなく宮古ブルーの海が楽しめます。地形が珍しい宮古島は、世界中のダイバーを魅了するダイビングスポットなんです。カラフルなサンゴ礁や魚など、非日常な海の世界を楽しんでください。
サンセットクルーズ
気温が低い1月は空気が澄むため、とくに美しい夕日を見ることができます。宮古島で夕日を見るには景勝地に行ったりサップをしたりさまざまな方法がありますが、1月の宮古島ではサンセットクルーズがオススメです。寒さを感じたら船内に入ることもでき、食事や飲み物を楽しみながら贅沢なサンセットタイムが楽しめます。
温水プール
宮古島でも少し肌寒さを感じるという人は、温水プールを利用しましょう。宮古島の南部にあるシギラ黄金温泉には大型の温泉施設があり、源泉を使った温水プールが併設されています。宮古島ならではのさまざまな植物に囲まれた空間で、南の島の雰囲気を味わいながらプールを楽しみましょう。
ものづくり体験
宮古島には、海岸にあるシーグラスや貝殻などを使ったものづくりや沖縄の伝統的なシーサーづくりなど、さまざまな種類のものづくり体験があります。屋内で宮古島らしい体験ができるので、雨の日や冬にはとくにオススメの宮古島の過ごし方です。
ナイトツアー
宮古島の夜は、暖かい地域でしか見れないような夜行性の生き物たちが動き出す時間です。昼とは一味異なる夜のジャングル探検を楽しみましょう。空気が澄んでいるため、星空観察にも1月はオススメのシーズンです。オリオン座や細かい星が集まるすばるなど、広大な自然で美しい星空を堪能しましょう。
1月の宮古島で開催されるイベント
旅行の楽しみのひとつが、地域の文化や歴史を感じられる伝統行事などのイベントではないでしょうか。宮古島でもさまざまなイベントが開催され、1月には以下の2つのイベントが楽しめます。観光のひとつとして、ぜひ宮古島の文化を肌で体感しましょう。
野原のパーントゥ
パーントゥとは、宮古島で昔からおこなわれている伝統的な厄祓い行事のことです。宮古島では2つの集落でパーントゥがおこなわれ、1月には上野地区・野原でパーントゥがおこなわれます。少年と成人女子が、「ホーイホーイ」と唱えながら集落を歩き、厄を祓います。観光客も見学できますが、地域住民の邪魔にならないよう心がけましょう。
伊良部大橋ウォーク
伊良部大橋ウォークは、伊良部大橋の開通を記念して開通日である1月31日付近に開催されるイベントです。イベント中は伊良部大橋が歩行者天国になり、全長3,450mの橋を徒歩で渡ることができます。ゴールの伊良部島では、物産展や伝統芸能などの催事も楽しめます。誰でも参加できるので、地元の人たちと一緒に歩いてみてはいかがでしょうか。
宮古島100kmワイドーマラソン
宮古島の自然を体感しながら、走ることを楽しむことを目的としたマラソン大会です。下地公園をスタートに宮古島を一周し、50kmと100kmの2つのコースがあります。宮古ブルーが美しい海を見ながら、宮古島の風を全身で体感することができますよ。
まとめ
冬本番の1月ですが、宮古島は本州と比べると非常に暖かく、厳しい冬を逃れるのにもオススメの観光シーズンです。観光客も少ないので費用が安く、初日の出などの広大な自然を堪能できます。マリンアクティビティはもちろんものづくり体験やナイトツアーなど、宮古島の自然を存分に味わえますよ。
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