レギュラー満タンにするとガソリン代はいくらかかる?料金を節約する方法も解説
自動車を運転するときに気になるのは、ガソリン代がいくらかかるのかでしょう。特にレンタカーの場合、レギュラー満タンの状態まで給油してから、返却するように定められている場合がほとんどです。物価高が続いている昨今、ガソリン代もできるだけ安く抑えたいところですよね。
そこで今回は、レギュラー満タンにする場合にガソリン代がいくらかかるのか、主要車種別にご紹介します。また、ガソリン代を節約する方法や、料金がお得な場合が多いセルフ式ガソリンスタンドの使い方についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
【主要車種別】レギュラー満タンでガソリン代はいくらかかるのか
ここでは、主要車種別に、空の状態からレギュラー満タンでガソリン代はいくらかかるのかをご紹介します。
【主要車種別レギュラー満タンのガソリン代比較表】
車種 | 容量 | ガソリン代 |
---|---|---|
ハスラー | 27L | 4,536円 |
ヴォクシー | 55L | 9,240円 |
プリウス | 45L | 7,560円 |
フィット | 40L | 6,720円 |
軽自動車か普通車かによって燃料タンク容量が異なるため、空の状態からレギュラー満タンにする場合のガソリン代に、大きな差額が生じます。軽自動車の場合、燃料タンク容量は27L、30L、40Lのうち、いずれかの場合が多いです。
車種によってはハイオクまたは軽油の給油が必要になる
車種によってはレギュラー満タンではなく、ハイオク満タンにする必要があるため注意しましょう。この場合、ガソリン代はレギュラーと比較して、1Lあたり10円ほど高くなります。また、ディーゼル車の場合は、軽油の給油が必要です。指定燃料は、車検証や給油口などに記載されています。
ガソリン代を節約する8つの方法
ガソリン代をいくらかでも節約したい場合は、これからご紹介する8つの方法を活かしましょう。
<ガソリン代を節約する8つの方法>
- 荷物の量をできるだけ減らす
- エアコンを使いすぎないようにする
- 急発進や急停車を避ける
- 車間距離にゆとりを持たせる
- カーナビを使って最短ルートを運転する
- 給油は高速道路以外で行う
- ポイントを貯める・使う
- セルフ式のガソリンスタンドを利用する
それぞれのポイントについて、分かりやすく解説します。
荷物の量をできるだけ減らす
車の重量が軽いほど燃費が良くなるため、不要な荷物はなるべく持ち込まないようにしましょう。重量が重くなると、エンジンを稼働させる際に多くのパワーを使うため、燃費が悪化します。また、荷物の影響で風の抵抗が増すことも、燃費の悪化につながります。
エアコンを使いすぎないようにする
エアコンは車のエネルギーを使って稼働させるため、使いすぎると燃費が悪化します。真夏や真冬は健康を守るために、エアコンの使用量を節約するべきではありません。ただし、春先や秋口などは、できるだけエアコンを使わずに、窓を開けて風に当たりながら暑さをしのぐと良いでしょう。
急発進や急停車を避ける
急発進や急停車をすると、エンジンに大きな負担がかかります。ゆっくり発進すると、燃費が10%向上するとの説もあるため、やさしい運転を心掛けましょう。荒く運転すると燃費が悪化しやすくなるほか、パーツにも負担がかかり、メンテナンス費用まで高くなる可能性もあります。
車間距離にゆとりを持たせる
車間距離を詰めすぎると、前の車のブレーキに合わせて急ブレーキを踏む必要が生じる可能性があり、燃費が悪化しがちです。最適な車間距離の目安は、3秒以上と言われています。事故を防ぐためにも、適切な車間距離を保ちましょう。
カーナビを使って最短ルートを運転する
カーナビを活用して、目的地までの最短ルートを運転するのもポイントです。走行距離が長ければ長いほど、ガソリン代を余計に消費してしまいます。特に土地勘がない旅先では、カーナビがついたレンタカーを借りましょう。
給油は高速道路以外で行う
一般的に、高速道路上にあるガソリンスタンドの料金は、一般道にあるガソリンスタンドの料金と比較して、高めに設定されています。高速道路を利用する場合は、高速に乗る前に給油を済ませると、レギュラー満タンのガソリン代をいくらかでも抑えられるでしょう。
ポイントを貯める・使う
大手ガソリンスタンドでは、ポイントサービスを提供している場合があります。給油時に貯めたポイントは、次回以降の給油時に利用できるため、お得です。また、支払い方法でクレジットカードを指定すると、カード会社のポイントも同時に貯められます。
セルフ式のガソリンスタンドを利用する
セルフ式のガソリンスタンドは、一般的なガソリンスタンドのように人件費がかからないため、料金が安く設定されている場合が多いです。
次の項目では、セルフ式のガソリンスタンドでレギュラー満タンにする手順を解説します。セルフ式を利用したことのない方も、給油にチャレンジしてみてください。
セルフ式のガソリンスタンドでレギュラー満タンにする手順と注意点
セルフ式のガソリンスタンドでレギュラー満タンにする手順は、次の3つです。
<セルフ式のガソリンスタンドでレギュラー満タンにする手順>
- Step1.静電気除去パッドを触る
- Step2.給油キャップを開けて赤いノズルを給油口の奥まで差し込む
- Step3.給油量で「満タン」のボタンを押す
利用する際の注意点と併せて、解説します。
Step1.静電気除去パッドを触る
セルフ式のガソリンスタンドに着いたら、給油をはじめる前に「静電気除去パッド」に触りましょう。洋服や体に静電気が溜まっていると、気化したガソリンに着火する恐れがあります。ひと手間がかかりますが、事故を防ぐための重要なステップです。
Step2.給油キャップを開けて赤いノズルを給油口の奥まで差し込む
給油キャップを開けたら、赤いノズルを引いて給油口の奥まで差し込みます。ノズルの色は4種類に分かれており、法令によりレギュラーのノズルは赤と日本全国で統一されています。なお、黄がハイオク、緑が軽油、青が灯油です。
Step3.給油量で「満タン」のボタンを押す
給油量を指定する際に「満タン」のボタンを押すと、センサーが感知して、自動的に満タンになるまで給油が行われます。給油がストップした段階でレギュラー満タンとなり、給油完了です。
注意点:給油時には必ずエンジンを停止させる
給油時には、必ずパーキングブレーキをかけて、エンジンを停止させてください。ガソリンは気化しやすいため、火気厳禁です。エンジンをつけていると着火して、爆発する恐れがあります。
注意点:油が漏れた場合はタオルや雑巾でふき取る
万が一、ガソリンが漏れてしまった場合は、タオルや雑巾を使ってすぐにふき取りましょう。汚れたまま放置するとシミが残る可能性があるため、早めの対応が求められます。心配な場合は、洗車もしてケアしましょう。
まとめ
レギュラー満タンでガソリン代がいくらかかるのかは、車種の容量によって異なります。ガソリン代を168円/1Lとしたとき、「ハスラー」は4,536円、「プリウス」は7,560円がレギュラー満タンにかかる料金の目安です。
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