レンタカー
2024年04月23日

車がガス欠になったときの対処法7選|巷で噂の裏ワザが効くのかも解説

車のガス欠トラブル 対処法、裏ワザを解説

車やバイク、原付の運転中によく起こるアクシデントのひとつが、ガス欠です。車が急に止まってしまい、慌てて原因を調べてみると、ガス欠だったという経験をされた人もいるかもしれません。そこで今回は、車がガス欠になったときの対処法や、巷で噂の裏ワザが本当に効くのかも解説します。

車がガス欠になったときの対処法7選

ロードサービスが到着した様子

車がガス欠になったときの対処法は、これからご紹介する7つです。まずは車を安全な場所に停車させ、追突事故などの二次災害を防いでから、状況に応じて最適な対処法を選びましょう。

<車がガス欠になったときの対処法7選>

  • ロードサービスに連絡する
  • ガソリンスタンドまで自力で車を押して歩く
  • ガソリンスタンドで携行缶を受け取る
  • 車の整備工場に連絡する
  • 家族や友人の車で牽引してもらう
  • 高速道路でガス欠した場合は発煙筒を使う
  • ディーゼル車の場合は「エア抜き」を忘れずに行う

それぞれを解説していきます。

ロードサービスに連絡する

近くにガソリンスタンドなどがなく、給油が難しい場合は、JAFや保険会社に連絡をしてロードサービスを利用しましょう。緊急用のガソリンを現地まで運んでもらえるため、少なくとも最寄りのガソリンスタンドに移動する余力が生まれます。

ガソリンスタンドまで自力で車を押して歩く

ガソリンスタンドが近くにある場合は、ガソリンスタンドまで自力で車を押して歩く方法も有効です。ロードサービスは、現地に到着するまで時間がかかる場合もあるため、急いでいるときはこの方法で移動を試みましょう。ただし、車通りが多い場合は事故にあうリスクがあるほか、渋滞の原因になる場合もあるため、要注意です。

ガソリンスタンドで携行缶を受け取る

近くにガソリンスタンドがあるものの、車を押して移動するのが難しい場合は、ガソリンスタンドで携行缶を借りる方法も検討しましょう。デポジットが必要な場合もありますが、そのガソリンスタンドに移動して給油をすれば返金されます。

ただし、携行缶は重いため、とくに女性の場合は、受け取った後の移動に苦労する場合があることはデメリットです。また、同乗者がいない場合は、一時的に車から離れることになるため、停車する場所にも注意を払いましょう。

車の整備工場に連絡する

近くに整備工場がある場合は、善意により給油に応じてもらえるかもしれません。近場でガソリンスタンドが見つからず、何らかの事情でロードサービスを利用できない場合は、給油に対応してもらえるかどうかを電話で確認してみましょう。

家族や友人の車で牽引してもらう

自宅や友人の家の近くでガス欠した場合は、家族や友人に連絡をして、車を牽引してもらう対処法も有効です。家族や友人が運転できない場合は、携行缶を買ってきてもらってもよいでしょう。あくまでも緊急用の対策ですが、ロードサービスなどの力を借りずにガス欠を解消できます。

高速道路でガス欠した場合は発煙筒を使う

高速道路では、後続車がトラブルに気付きにくく、追突事故などのリスクが高いため要注意です。躊躇なく発煙筒を使い、三角板も設置して、後続車に異常を伝えてからロードサービスなどに連絡しましょう。車から出るときは、後方を十分に確認することも大切です。

また、高速道路でガス欠を起こした場合、高速自動車国道等運転者遵守事項違反とみなされ、違反点数2点と反則金9,000円が科される可能性があります。高速道路を利用する場合は、必ずメーターを確認して、ガス欠のリスクがないかどうかを確認しましょう。

ディーゼル車の場合は「エア抜き」を忘れずに行う

ディーゼル車がガス欠した場合は「エア抜き」と呼ばれる作業が必須です。ディーゼル車は特殊な構造でつくられていて、ガス欠を起こすと給油時にラインに空気が入ってしまいます。そのままの状態で給油をすると故障のリスクがあるため、必ずプロのサポートを受けましょう。

車がガス欠になったときの裏ワザは効く?

ガソリンエンプティ―

車がガス欠になったとき、一時的に運転できる状態にする裏ワザがあると、ネットや巷で話題になっています。具体的には以下の2つですが、本当に裏ワザはガス欠に効くのでしょうか。

<車がガス欠になったときの裏ワザ>

  • ガス欠したときの裏ワザ①車を揺らす
  • ガス欠したときの裏ワザ②ガソリンではなく水を入れる

それぞれを具体的に見ていきましょう。

ガス欠したときの裏ワザ①車を揺らす

ガス欠したときに車を揺らすと、タンク内にわずかに残ったガソリンを使いきって運転できるという説です。複雑な形のガソリンタンクを備えた車の場合は、たしかに効果を発揮する可能性があります。

ただし、大多数の車はガソリンを無駄なく使いきれるように設計されているため、仮に車が動いたとしても、すぐにエンストを起こす可能性が高いでしょう。路肩などの安全な場所に移動させるため、最後の力を振り絞りたいときには、試す価値がある裏ワザです。

ガス欠したときの裏ワザ②ガソリンではなく水を入れる

ガソリンの代わりに水を入れると、多少の距離ならば車が走るという説があります。ガソリンは水よりも軽いため、水を入れるとガソリンが浮かび、吸出し口まで無駄なく引き上げられるという理論のようです。

説得力はありますが、ガソリンではなく、水を吸い込む可能性が高いです。エンジンを故障させる恐れがあるため、この裏ワザは絶対に試してはいけません。

車をガス欠にさせないための3つの対策

ガソリンを給油する様子

車がガス欠を起こすと、いずれの対処法を選ぶにしても手間と時間がかかってしまいます。大きな事故や故障に発展する恐れもあるため、以下の事前対策を徹底してガス欠を防ぎましょう。

<車をガス欠にさせないための3つの対策>

  • メーターをこまめに確認する
  • 遠出をする前に給油をする
  • 万一に備えて携行缶を用意する

それぞれを解説していきます。

メーターをこまめに確認する

ガソリンの残量は、メーターを見るとわかります。運転前や運転中はメーターをこまめに確認して、エンプティマークが点灯する前に給油しましょう。とくに不慣れな土地を走行する場合や高速道路に乗る前は、必ずメーターを確認することをおすすめします。

遠出をする前に給油をする

数十キロ~数百キロ単位の遠出をする場合は、その前に給油をしておきましょう。旅先でレンタカーを使う場合のように、土地勘がなくガソリンスタンドの位置や数がわかっていなくても、ガソリン満タンの状態でドライブをはじめれば安心です。

万一に備えて携行缶を用意する

万一のガス欠に備えて、携行缶を用意するのもおすすめです。緊急時に一定量の給油ができるため、最寄りのガソリンスタンドや整備工場まで移動する余力が生まれます。

まとめ

ガス欠が発生した場合は、まず人や車の安全を確保して、状況に応じた最適な対処法を試しましょう。ネット上では、ガス欠を解決するための裏ワザが出回っていますが、故障のリスクがあるため、基本的には試すべきではありません。

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