レンタカーは日常使いだけでなく、国内外を旅行する際に利用するのも便利なサービスです。しかし、レンタカー会社を利用した経験がない人は、レンタカーの借り方や返し方がわからず、レンタカーの利用を躊躇しているかもしれません。

そこで今回は、レンタカーの借り方を利用前日まで、利用当日、返却日の3つに分けて解説します。アメリカや沖縄など、地域ごとによって異なる借り方の注意点もあわせてご紹介します。

レンタカーの借り方｜利用前日までの流れ

タイムズやニッポンレンタカーなど、さまざまなレンタカー会社があります。しかし、基本的な流れは、どの会社を選んでも変わりません。レンタカーを借りる際、利用前日までにすべきことは以下の2点です。

＜レンタカーの借り方｜利用前日までの流れ＞

• ➀利用するレンタカー会社を決める
  
• ②希望する日時と車種を選んで予約する

①利用するレンタカー会社を決める

まずは、利用するレンタカー会社をリサーチします。以下の条件を満たすレンタカー会社なら、快適にドライブを楽しめる可能性が高いです。

＜レンタカー会社を決めるポイント＞

• 店舗がドライブの目的地から近いか
  
• 希望する日時に予約を取れるか
  
• 希望する車種があるか
  
• オプションや補償内容に問題がないか
  
• 口コミがよいか
  
• 旅行時に利用する場合は空港までの送迎サービスがあるか

②希望する日時と車種を選んで予約する

利用したいレンタカー会社が決まったら、希望する日時と車種を選んで予約しましょう。電話やWebの予約フォームから、予約ができます。なお、予約時には以下の情報が必要です。

＜予約時に必要な情報＞

• 希望車種
  
• 希望日時（利用開始日と返却予定日）
  
• 氏名、電話番号、住所などの個人情報
  
• 運転する人の免許証情報
  
• 支払い方法

レンタカーの借り方｜利用当日の流れ

レンタカーを利用する当日の借り方について、ご紹介します。重要事項の確認から出発までの所要時間は30分程度なので、時間に余裕を持って店舗に向かいましょう。

＜レンタカーの借り方｜利用当日の流れ＞

• ➀予約したレンタカー会社の店舗に向かう
  
• ②受付を済ませて重要事項を確認する
  
• ③傷やへこみを確認する
  
• ④支払いを済ませて出発する

①予約したレンタカー会社の店舗に向かう

予約当日は、利用時間までに予約したレンタカー会社の店舗に向かいましょう。レンタカーの利用当日に必要なものは、以下のとおりです。忘れずに持参してくださいね。

＜レンタカーの利用当日に必要な書類＞

• 運転する可能性がある人全員の運転免許証
  
• 高速道路を利用する場合はETCカード

なお、PaniPaniレンタカーでは、宮古空港・下地島空港への送迎を行っています。空港からレンタカーを利用する流れは、以下の関連記事からご覧ください。

②受付を済ませて重要事項を確認する

店舗で運転免許証を提示し、申込用紙に必要事項を入力します。この際に、返却方法や事故の際の対応、補償内容などの重要事項が説明されるため、聞き逃さないように注意しましょう。わからない点があれば、自由に質問できます。

③傷やへこみを確認する

スタッフから案内を受けて、乗車する予定の車の状態を確認します。車体に傷やへこみがないか、シートベルトや座席などに損傷がないかを細かく確認しましょう。ここで車の不備を見逃してしまうと、返却時に破損したとみなされて、修理代を請求される可能性があります。

④支払いを済ませて出発する

最後に、支払いを済ませて出発します。支払い方法は、利用するレンタカー会社によって異なります。一例として、PaniPaniレンタカーの場合は、以下のお支払い方法に対応可能です。また、追加料金が必要な保険に加入する場合や、オプションを利用する場合も契約時に料金を支払います。

＜PaniPaniレンタカーで対応できるお支払い方法＞

• クレジットカード（Visa・Mastercard・American Express）
  
• 銀行振込

なお、PaniPaniレンタカーでは、ご予約時に基本料金の決済を完了していただけます。ご利用当日のお支払いを避け、スムーズにご出発ください。

レンタカーの借り方｜返却日の流れ

レンタカーを返却する当日の流れをご紹介します。乗り終えた状態のまま返却すると、追加料金を請求される可能性が高いため、要注意です。

＜レンタカーの借り方｜返却日の流れ＞

• ①返却する直前にガソリンを満タンにする
  
• ②レンタカー会社の担当者による点検を受ける
  
• ③レンタカーを返却する

①返却する直前にガソリンを満タンにする

レンタカーは、ガソリンが満タンの状態で返却するのが基本です。返却時間に間に合うよう、ガソリンスタンドで給油をしましょう。土地勘がない場所を運転する場合は、レンタカー会社のスタッフに質問して、店舗から最寄りのガソリンスタンドの場所と、営業時間を確認しておくことをおすすめします。

やむを得ない事情により、ガソリンを補給して返却できなかった場合は、走行した距離などに応じたガソリン料金が別途請求されます。計算に時間がかかり、出発が遅れる可能性があるためご注意ください。

②レンタカー会社の担当者による点検を受ける

レンタカー会社のスタッフから、返却する車両の点検を受けます。貸出当日にはなかった傷やへこみ、汚れなどがないかどうかの確認が行われ、何らかの問題が見受けられた場合は清算が必要です。また、利用時間が超過した場合の延長料金も、この場で支払うことになります。

③レンタカーを返却する

点検完了後、レンタカーを返却して契約は終了です。その後は、徒歩や公共交通機関などで、ご自宅までお帰りください。

なお、PaniPaniレンタカーでは、ご返却後の宮古空港・下地島空港への送迎サービスを実施しています。

レンタカーの借り方は地域によって異なる？

レンタカーの借り方は、地域によって異なる場合があるため注意しましょう。今回は、アメリカと沖縄への旅行を想定して、それぞれの特殊な事情をご紹介します。

＜地域によって異なるレンタカーの借り方＞

• 海外（アメリカ）の場合…万一の際は立証責任を果たさなければならない
  
• 沖縄の場合…繁忙期には早めの予約が必須

海外（アメリカ）の場合…万一の際は立証責任を果たさなければならない

アメリカなど海外の場合、日本以上に契約の内容が重視されます。契約から返却までの間に発生することは、すべて自己責任となるため注意が必要です。

貸出時の傷やへこみの確認も、原則として行われません。万一の際は、自分が付けた傷ではないことを証明する必要があります。運転する前に車の状態を確認して、傷やへこみが見つかった場合は、写真や動画を撮影しておきましょう。

沖縄の場合…繁忙期には早めの予約が必須

沖縄県内では、レンタカーの需要に対して、供給が追い付かない状態が続いています。とくに、7月～8月や大型連休中などの繁忙期には、予約が殺到するため要注意です。旅行のスケジュールが確定したら、すぐに予約を申し込むことをおすすめします。詳しくは、以下の記事もご覧ください。

まとめ

この記事では、レンタカーの借り方について、利用前日、当日、返却日の3つに分けて解説しました。アメリカや沖縄では、ほかの地域と異なる注意点もあるため、細かく確認したうえで予約を申し込みましょう。

PaniPaniレンタカーでは、宮古空港・下地島空港への無料送迎サービスを実施しています。また、アメリカのキャンピングカーを改装した「PaniPaniハウス」を利用して、お手続きいただくことが可能です。宮古島をご旅行の際は、現地の事情にも精通しており、丁寧なサービスを心がけるPaniPaniレンタカーをご利用ください。