レンタカー
2024年07月29日

運転中に有効な眠気覚ましの方法とは?睡魔に勝つための対策をご紹介

運転中に有効な眠気覚ましの方法とは?

車の運転中に強い眠気に襲われた経験は、誰もが1度は持つのではないでしょうか。特に旅先では疲れが出やすく、レンタカーの運転中に居眠り運転をしかけたという方も少なくありません。

そこでこの記事では、運転中に有効な眠気覚ましの方法を8つご紹介します。また、居眠り運転をするリスクや、居眠り運転が起こりやすいタイミングについても解説します。

運転中に有効な眠気覚ましの方法

コーヒーを飲む運転手

運転中に眠気に襲われた場合は、以下のような眠気覚ましの方法を試しましょう。事故を避けるためには決して無理をせず、眠気覚ましができるまで運転を控えることが大切です。

<運転中に有効な眠気覚ましの方法>

  • 駐車スペースで仮眠をとる
  • コーヒー1~2杯ぶんのカフェインをとる
  • 2時間ごとに休憩をはさむ
  • ガムを噛む
  • 同乗者と会話をする
  • 歌をうたう
  • ツボを刺激する
  • エナジードリンクを飲む

それぞれを具体的に見ていきましょう。

駐車スペースで仮眠をとる

運転中に眠気を感じた場合は、安全に駐車できる場所に車を停めて、仮眠をとるのが1番です。30分程度の仮眠だとしても、目的地に移動するまでの眠気覚ましには十分かもしれません。

お店の迷惑にならないように注意と配慮が必要ですが、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの駐車スペースを借りても良いでしょう。高速道路で運転中の場合は、サービスエリアやパーキングエリアなら安全に駐車できます。

コーヒー1~2杯ぶんのカフェインをとる

カフェインには覚醒作用が含まれており、コーヒー1~2杯ぶんのカフェインを摂取すると、眠気覚ましになる可能性があります。カフェインは、摂取してから効果が出るまで15分~30分かかるため、眠気を感じはじめたらすぐに摂取するのがポイントです。

2時間ごとに休憩をはさむ

運転を2時間するごとに、短時間の休憩をはさむとリフレッシュできます。安全に停車や駐車ができるスペースを見つけたら、こまめに休憩をして頭と体を休めましょう。車外に出て新鮮な空気を吸ったり、ストレッチなどの軽い運動をしたりすると、眠気覚ましになります。

ガムを噛む

ガムを噛むと、口腔内の動きと連動して脳の血管が拡張され、血行を促進するとされています。血流が改善されると覚醒状態を保ちやすくなるため、ガムは眠気覚ましに有効なアイテムです。昆布やビーフジャーキーなど、長く噛み続けられる食べ物を代用しても構いません。

同乗者と会話をする

同乗者がいる場合は、会話に付き合ってもらいましょう。話をしているだけでも眠気覚ましになり、運転に集中しやすくなります。同乗者が複数いる場合は、眠気がなく、元気な人に助手席に座ってもらうのがおすすめです。クイズなどを出し合うと頭を使えるため、より眠気覚ましに効果的です。

歌をうたう

1人で運転している場合は、歌をうたうと眠気を覚ましやすくなります。周囲にほかの車や歩行者がおらず、迷惑にならない場合は、大きな声を出すのも眠気覚ましに有効です。発声すると脳を刺激できるため、恥ずかしいと思わずに声を出しましょう。

ツボを刺激する

眠気覚ましにつながるツボを刺激するのも、効果的です。特に、中指の人差し指寄りの爪の生え際にある「中衝」は、眠気覚ましに効果のあるツボといわれています。ただし、ツボを押すためには、ハンドルから手を離さなければならないため、信号待ちなど停車中に行うようにしましょう。

エナジードリンクを飲む

コンビニエンスストアなどで販売されているエナジードリンクには、カフェインやアミノ酸、ビタミンなど、眠気覚ましに効果的な成分が多量に含まれています。コーヒーよりも効率的にカフェインを摂取できるエナジードリンクもあるので、眠気を感じはじめた段階で購入し、早めに飲んでおきましょう。

眠気覚ましができずに居眠り運転をするリスク

リスクのブロック

眠気覚ましができないまま無理に運転をすると、居眠り運転につながる可能性が高くなります。居眠り運転には以下のようなリスクがあるため、絶対に避けましょう。

<眠気覚ましができずに居眠り運転をするリスク>

  • 事故を起こした際の死亡率が高い
  • 安全運転義務違反に該当する可能性がある
  • 過労運転とみなされる場合がある

それぞれを具体的に見ていきましょう。

事故を起こした際の死亡率が高い

居眠り運転が原因で起こした事故は、死亡率が高いため要注意です。居眠り運転をしていると、事故を起こす寸前に、ブレーキやハンドル操作による危険回避行動をとれません。無防備な状態で車やガードレールに衝突する可能性が高いため、運転手のみならず、周囲の人を死亡させるリスクも高くなります。

安全運転義務違反に該当する可能性がある

居眠り運転は、道路交通法70条に抵触し、安全運転義務違反に該当する可能性が高いです。安全運転義務違反の違反点数は2点で、普通車の反則金は9,000円となります。また、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金も科せられる、重大な犯罪です。

過労運転とみなされる場合がある

勤務形態などに起因する、超過労働が原因で居眠り運転を行ったと判断された場合は、道路交通法66条「過労運転等の禁止」に違反します。過労運転の違反点数は25点と重く、一発で免許取り消し処分となるほか、3年以下の懲役または50万円以下の罰金刑にも処されます。

居眠り運転が起こりやすいのはこんなとき

眠そうにする運転手

特別な眠気を感じなくても、以下のような状況では居眠り運転を起こしやすいため、要注意です。該当する状況ではできる限り運転を避け、どうしても運転が必要な場合は、先述した眠気覚ましに有効な対策を実行しましょう。

<居眠り運転が起こりやすいのはこんなとき>

  • 14時~16時の時間帯
  • 前兆症状が見られるとき
  • 睡眠不足または睡眠時無呼吸症候群を患っている場合

それぞれを具体的に見ていきましょう。

14時~16時の時間帯

人体にはバイオリズムがあり、眠気に襲われやすい時間帯は14時~16時とされています。この時間帯は昼食後にも重なり、満腹による眠気も加わるため、注意しなければなりません。睡眠不足など、そのほかの問題も重なる場合は、できる限り14時~16時の運転を避けましょう。

前兆症状が見られるとき

以下のような症状が見られる場合は、眠気に襲われるサインです。

<眠気の主な前兆症状>

  • 信号の変化にすぐ気付けない
  • 信号や道路標識を見落とす
  • ここ数kmの景色を思い出せない
  • 頭が重い
  • 気が付くと路肩を走っている など

これらの症状を自覚した場合は運転を中止して、仮眠をとりましょう。

睡眠不足または睡眠時無呼吸症候群を患っている場合

睡眠不足に陥っている場合や、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を患っている場合は、運転中に眠気に襲われる可能性が上がります。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中の呼吸が止まるなどして不安定になる症状で、熟睡ができません。思い当たる節がある場合は、専門医による診断を受けましょう。

まとめ

運転中の眠気覚ましの方法としては、仮眠やカフェインの摂取、同乗者との会話などが挙げられます。居眠り運転による事故の死亡率は高いため、危険を感じた場合は運転を中止しましょう。

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