宮古島のベストシーズンはいつ?目的に合わせて最適な時期を選ぼう!
美しい海と豊かな自然が魅力の宮古島は、毎年国内外から多くの観光客が集まる人気のリゾートアイランドです。宮古島旅行を考えている人にとって、気になるのが宮古島を観光するベストシーズンではないでしょうか。
今回は、宮古島のベストシーズンを目的別に紹介します。シーズンごとの特徴や宮古島の天気についても紹介するので、宮古島へ旅行するタイミングを迷っている人はぜひ参考にしてください。
宮古島の年間の気候を知っておこう!
宮古島のベストシーズンを知るためにも、気候の特徴を把握しておきましょう。宮古島は沖縄本島よりもさらに300km南西にある島なので、本州とは気候が大きく異なります。
気温
宮古島は本州とは異なる亜熱帯海洋性気候に属しており、夏は高温多湿で冬は比較的暖かいのが特徴です。年間の平均気温は23.6℃で、東京の平均気温である15.8℃と比べるとおよそ8℃も暖かいことがわかります。夏と冬の気温差があまりなく、冬でも長袖一枚で過ごせる日があるほどです。
天気
気象庁が発表している宮古島の日照時間を見ると、宮古島で最も日照時間が多い月は7月です。7月の不照日数はわずか1日で、24日は日照率が40%を超えています。反対に日照時間が一番短い月は1月で、日照率が40%を超える日はわずか9日しかありません。
ただし、降水量を見ると雨が一番多いのは台風シーズンである9月です。宮古島の雨はスコールのように短時間で大量に降る特徴があるため、一日のうちに晴れと雨を繰り返すこともあります。
台風
宮古島の台風は6月から10月にかけて発生しやすく、特に7〜9月は接近しやすい時期となります。宮古島の台風は本州よりも勢力が強く、過去には車の横転や電柱の倒壊などの被害をもたらしました。台風が上陸すると観光するのも難しいため、この時期に旅行を考えている人は毎日の台風情報に注意しましょう。
目的別の宮古島のベストシーズン
宮古島のベストシーズンは、旅行の目的によって異なります。今回は、5つの目的にあわせたベストシーズンを紹介します。
- 海水浴がしたい人のベストシーズン
- マリンアクティビティがしたい人のベストシーズン
- 宮古島グルメを楽しみたい人のベストシーズン
- 絶景を見たい人のベストシーズン
- 旅費を節約したい人のベストシーズン
海水浴がしたい人のベストシーズン
宮古島の海開きは4月上旬です。しかし4月上旬の水温は25℃以下と低く、水着だけで海水浴を楽しむのは肌寒さを感じてしまいます。水着だけで海水浴を楽しめる水温は25℃以上と言われており、宮古島で水温が25℃を超える日は基本的に5月以降です。
11月を過ぎると水温が25℃を下回るため、海水浴のベストシーズンは5〜11月だと言えます。本州と比べると気温の高い宮古島は、海水浴が楽しめる期間が非常に長いのも魅力の一つです。
マリンアクティビティがしたい人のベストシーズン
マリンアクティビティにはさまざまなものがありますが、シュノーケリングやダイビングなどの海に入るアクティビティは、海水浴と同じ5〜11月がベストシーズンです。ただし、7〜9月の台風のシーズンは台風が接近する可能性が高くなります。海が荒れるとマリンアクテビティは中止になるため、万が一に備えてこの時期は避けるという人も少なくありません。
シーカヤックやサップなどの海の上で行うアクティビティのベストシーズンは、3月〜6月と10月〜12月です。7〜9月は30℃を超える日が続くため、太陽に照らされ続けるこれらのアクティビティには暑すぎるかもしれません。宮古島の風を心地よく感じるなら、真夏を避けるのがベターです。
宮古島グルメを楽しみたい人のベストシーズン
宮古そばや宮古牛などの宮古島グルメは年中食べることができますが、旬のフルーツなどは時期が限られています。食材ごとのベストシーズンは以下のとおりです。
春 |
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夏 |
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秋 |
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冬 |
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目的の宮古島グルメがある人は、このベストシーズンに合わせて観光するのがおすすめです。
絶景を見たい人のベストシーズン
宮古島ならではの美しい宮古ブルーは、晴れの日により輝きを放ちます。宮古島の豊かな自然が織りなす絶景が見たい人は、日照時間が100時間を超える3〜11月がベストシーズンです。ただし、梅雨や台風で雨が降りやすい5〜9月を除くと、3・4・10・11月が特にベストシーズンだと言えます。宮古島にはさまざまな場所に絶景ポイントがあるので、一日使ってゆっくり絶景巡りをするのもおすすめです。
旅費を節約したい人のベストシーズン
宮古島に行きたいけど費用がちょっと…という人は、観光客が少ない10〜2月がベストシーズンです。一般的にオフシーズンと言われているため、航空券やホテルの価格を節約することができます。人が少ないのでのんびりと過ごすことができ、普段は行列ができるようなお店にも並ばずに入れるかもしれません。
宮古島のシーズンごとの特徴
宮古島旅行を考えている人の中には、タイミングが合わずベストシーズンに行けない人もいるかもしれません。ここからはシーズンごとの特徴とメリットを紹介するので、それぞれを参考にしながら自分なりのプランを立ててみてください。
春(3〜5月)の宮古島の特徴
宮古島の春は平均気温が20℃を超え、日中は半袖一枚でも問題なく過ごせます。4月からは海開きも始まるため、気持ち良い気温で海遊びやマリンアクティビティを楽しめるでしょう。観光名所や絶景ポイント巡りには、特におすすめの季節です。
夏(6〜8月)の宮古島の特徴
宮古島のハイシーズンでもある夏は、海水浴やマリンアクティビティにうってつけの季節です。宮古島らしさを存分に味わうには、夏がベストシーズンだと言えます。日差しが強いので、熱中症や紫外線対策は徹底しましょう。
秋(9〜11月)の宮古島の特徴
まだまだ暑さが残る宮古島の秋は、本州とは違い寒さを感じることなく海水浴を楽しめます。台風シーズンが終わる10月以降は雨も少ないため、観光しやすい時期だと言えます。夏をまだまだ楽しみたい人は、秋の宮古島観光がおすすめです。
冬(12〜2月)におすすめの宮古島の過ごし方
宮古島の冬は本州よりも暖かく、一番寒い1月でも平均気温は18.3℃あります。そのため、本州の寒さから逃げ出したい人には特におすすめです。冬は宮古島のオフシーズンのため、航空券やホテルの価格が安いのも魅力の一つです。海に入らないシーカヤックやサップは、冬でも楽しむことができますよ。
まとめ
宮古島のベストシーズンは、目的によってさまざまです。今回紹介した5つのベストシーズンを参考に、最適なタイミングで宮古島にお越しください。
宮古島観光の目的は人によって異なりますが、多くの人がさまざまな楽しみ方を求めているのではないでしょうか。宮古島は想像以上に広く、公共交通機関は路線バスしかないため移動には車が欠かせません。宮古島のレンタカーは、パニパニレンタカーにお任せください。旅の出発地点にふさわしい非日常のエアストリーム空間で、旅のスタイルにあったさまざまな車種をご用意してお待ちしています。