コラム
2023年03月21日

八重干瀬(ヤビジ)とは?日本最大のサンゴ礁を最大限楽しむ方法!

国内外から多くの観光客を魅了する人気のリゾートアイランドの宮古島は、美しい宮古ブルーの海と豊かな自然が魅力の島です。そんな宮古島には、八重干瀬(ヤビジ)と呼ばれる日本一を誇るサンゴ礁があるのをご存知でしょうか。

八重干瀬(ヤビジ)に行くために宮古島に訪れる人もいるほど、人気の観光スポットです。今回は、八重干瀬(ヤビジ)の説明やアクセス方法、楽しみ方や注意事項などを紹介していきます。

八重干瀬(ヤビジ)とは

八重干瀬(ヤビジ)とは、宮古島北西部にある池間島位置する、サンゴ礁が広がる美しいエリアのことです。サンゴ礁の大きさは南北に約17km・東西に約6.5km に広がり、日本の中でも最大級のサイズを誇ります。そのサイズは宮古島全体の約10分の1にも及び、八重干瀬(ヤビジ)のサイズ感がおわかりいただけるでしょう。

八重干瀬(ヤビジ)には100つ 以上のサンゴ礁が集まっており、さまざまなサンゴを目にすることができるのが特徴です。色とりどりのサンゴ礁の周りには美しい魚たちもたくさん集まり、まるで水族館の中に入ったかのような光景を見ることができます。その美しい景色は、日本のグレートバリアリーフと称されるほどです。

<重干瀬(ヤビジ)へのアクセス

八重干瀬(ヤビジ)は、宮古島の北西部にある池間島から最短約5km離れたところに位置するため、船でしかアクセスできません。しかし、宮古島から八重干瀬(ヤビジ)への定期便はなく、八重干瀬(ヤビジ)へ行くにはアクティビティなどのツアーに参加することが必須です。

宮古島にはさまざまなアクティビティのツアーがあり、ツアー会社によって出発場所が異なります。平良港からは約40分〜1時間、池間島からは約30分でアクセスできるので、スケジュールに合わせて出発港を選びましょう。

八重干瀬(ヤビジ)でオススメのアクティビティ

先述のとおり、八重干瀬(ヤビジ)にたどり着くにはツアーへの参加が不可欠です。しかし、「どんなツアーを選ぶと八重干瀬(ヤビジ)を楽しめるのだろう…」とお悩みの人も多いでしょう。ここからは、八重干瀬(ヤビジ)を120%楽しむことができるオススメのマリンアクティビティを3つ紹介します。

  • シュノーケリング
  • スキューバダイビング
  • スタンドアップパドル

シュノーケリング

初心者や家族連れなどに特にオススメなのが、手軽に海の中を楽しむことができるシュノーケリングです。呼吸用のチューブと水中眼鏡をつけて海の中を遊泳するシュノーケリングは、息をしながらきれいな八重干瀬(ヤビジ)の海を見ることができます。資格や技術も必要がなく、年齢や性別問わず誰でも楽しめるマリンアクティビティです。

ツアーによってはガイドが浮き輪で引っ張ってくれるので、小さな子どもや泳ぎが苦手な人にも安心です。シュノーケル・マスク・フィン・ウェットスーツ・ライフジャケットは基本的にレンタルできるので、手ぶらで八重干瀬(ヤビジ)の海に浮かぶ豊富なサンゴや魚を楽しめますよ。

スキューバダイビング

スキューバダイビングは、酸素が入ったタンクを背負って水中を潜るマリンアクティビティです。普通では潜れない深い海の世界を見ることができ、味わったことのない景色を見ることができるでしょう。体験ダイビングであれば資格は不要なので、きれいな八重干瀬(ヤビジ)の海でスキューバダイビングを始めてみるのもオススメです。

基本的にシュノーケリングは海面付近でしか遊べませんが、スキューバダイビングならサンゴを直近で見ることもできます。ダイビング前のレクチャーはもちろん、ツアー中はガイドがつきっきりで帯同してくれるので、初めての人でも問題なく楽しめますよ。

スタンドアップパドル

サップとも呼ばれるスタンドアップパドルは、大きなサーフボードの上に立ちパドルを漕ぎながら海の上を探検するマリンアクティビティです。海に入る必要はないので、海に入らずに八重干瀬(ヤビジ)の景色を楽しみたい人に選ばれるアクティビティだといえます。海の中や周りの景色を楽しみながら、優雅な時間を堪能しましょう。

八重干瀬(ヤビジ)の海は透明度が高く水に入らなくても中のサンゴや魚を見ることができるので、スタンドアップパドルにはうってつけです。ツアーの中にはスタンドアップパドルとシュノーケリングを同時に楽しめるものもあります。

八重干瀬(ヤビジ)での注意事項

日本最大級のサンゴ礁が広がる八重干瀬(ヤビジ)は、美しい海の世界を堪能できる宮古島屈指の観光スポットです。しかし、八重干瀬(ヤビジ)で遊ぶにはいくつかの注意事項に気をつけなければいけません。八重干瀬(ヤビジ)の海を最大限楽しむための、3つの注意点を紹介します。

  • 海況状況をチェックする
  • サンゴに触れないよう気をつける
  • 酔い止めを持参しておく

海況状況をチェックする

八重干瀬(ヤビジ)だけでなく、宮古島の海で遊ぶには天候や潮汐情報のチェックが欠かせません。天候が悪ければ海が荒れやすく、特にシュノーケリングやスタンドアップパドルなどのアクティビティには悪影響を与えます。ツアーに参加する場合は中止になる可能性も高いので、事前に旅行中の天候を確認しておくことが大切です。

また、八重干瀬(ヤビジ)の泳ぎやすさは季節や時間によっても異なります。オフシーズンである11〜2月も泳ぐことはできますが、北東の風 が強くなりツアーが中止されやすくなるかもしれません。満潮や干潮によっても海の見え方が変わるため、見たい景色が決まっている人はツアー会社に相談してみましょう。

サンゴに触れないよう気をつける

生き物であるサンゴはデリケートであり、少しでも触れたり踏んだりすると弱ってしまい、死ぬ可能性が高まります。特にシュノーケリング中は、身体が流れてしまいサンゴをつかんだり、足場の代わりにサンゴを踏んだりする人が少なくありません。きれいなサンゴ礁の景色を守るためにも、マリンアクティビティ中は決してサンゴに触れないように注意しましょう。

自然保護だけでなく、サンゴに触れることは私たちの健康面からもオススメできません。サンゴは毒をもつ動物であり、一部のサンゴに触れると痒みが生じることもあります。マリンアクティビティの最中はサンゴを眺めることに留め、接触は控えましょう。

酔い止めを持参しておく

八重干瀬(ヤビジ)へのアクセスは船しかなく、30分〜1時間ほど船に乗る必要があります。基本的に八重干瀬(ヤビジ)周辺の海は穏やかですが、風が強い日やうねりがある日は波が荒れる場合もあり、船酔いしてしまうかもしれません。

せっかく八重干瀬(ヤビジ)へ来たのに船酔いしてしまうと、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティが楽しめません。行きだけでなく帰りも船酔いしてしまうと、その後の旅行計画もスムーズにいかなくなるでしょう。八重干瀬(ヤビジ)へ行く際は酔い止めを持参し、船に乗る数時間前には服用しておくことがオススメです。

まとめ

八重干瀬(ヤビジ)とは、宮古島の北西部にあるサンゴ礁が集まったエリアのことです。そのサイズは日本最大級であり、色とりどりのサンゴに多種多様な魚たちが集まり、まるでグレートバリアリーフのような絶景を見ることができます。

八重干瀬(ヤビジ)へは船でしか行くことができず、定期船は出ていないためマリンアクティビティのツアーに参加することが必須です。シュノーケリングやスキューバダイビング、スタンドアップパドルなどさまざまなアクティビティが楽しめるため、美しい海で興味があるものにチャレンジしてみましょう。

八重干瀬(ヤビジ)で安心・安全に遊ぶためには、今回紹介した3つの注意事項に気をつけてください。宮古島には八重干瀬(ヤビジ)のほかにもさまざまな魅力があるので、短い期間の観光旅行には車の利用が欠かせません。宮古島のレンタカーには、宮古島観光を全力でサポートするパニパニレンタカーをご利用ください。

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